石破首相、外交手腕に不安の声?日米関係の行方は

世界経済の動向に大きく影響する日米関係。新首相、石破茂氏の外交手腕に注目が集まっている。就任早々、その言動が物議を醸している中、トランプ次期大統領との関係構築は日本の未来を左右すると言っても過言ではないだろう。

トランプ氏の対中強硬姿勢と日本への影響

11月25日、トランプ次期大統領は中国製品に追加関税を課す方針を表明。麻薬流入への対抗措置とのことだが、この発表は世界経済に波紋を広げ、26日の日経平均株価は大幅に下落した。市場関係者は、トランプ氏の予測不能な政策に警戒感を示している。

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トランプ氏の対中強硬路線は、日本にとってチャンスとなる可能性もある。アメリカとの強固なパートナーシップを維持できれば、経済的な利益も期待できる。しかし、石破首相の外交手腕には不安の声も上がっている。

石破首相の言動に批判殺到

APEC首脳会議での石破首相の振る舞いは、国内外から批判を浴びた。各国首脳への対応や、スマホをいじる姿などが報じられ、その場にふさわしくない行動として問題視されている。一方で、習近平主席との握手では両手で握り返すなど、親中姿勢ともとれる行動も見られた。

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経済評論家の高橋洋一氏は、自身のYouTubeチャンネルで石破首相の行動を批判。「だらし内閣」と評し、トランプ政権との関係悪化を懸念している。 歴代総理の中でも「ダントツにダメ」と厳しい評価を下している。

石破首相の人物像と外交への影響

石破首相に取材経験のあるテレビ局記者によると、彼は「いい人」ではあるものの、常識に欠ける部分があるという。首相という立場を考えると、その言動は国益に影響を与える可能性もある。

歓迎式典での腕組み、ネクタイのひん曲がり、過去の動画での食事風景など、その行動は枚挙にいとまがない。こうした言動が、国際社会でどのように受け止められるかは未知数だ。

日米地位協定の改定に意欲を示している石破首相。このことがトランプ氏の反感を買う可能性もあると指摘する声もある。

日米関係の未来は?

安倍晋三元首相は、就任後すぐにトランプ氏と会談し、良好な関係を築いた。石破首相も、早期の首脳会談を実現し、日米関係の強化に尽力することが求められる。今後の日米関係、そして日本経済の行方は、石破首相の外交手腕にかかっていると言えるだろう。