長嶋一茂さんが9月に受けた股関節手術の様子が、テレビ番組で独占密着映像として公開されました。9ヶ月もの激痛に耐え、手術に挑んだ一茂さんの姿と、驚異的な回復力に、多くの感動と応援の声が集まっています。この記事では、その詳細な様子と、手術後の経過についてお伝えします。
9ヶ月間の激痛との闘い、そして手術へ
一茂さんは9ヶ月もの間、右股関節の激痛に悩まされていました。「24時間痛みを感じている」「もう限界…」と語るほど、その痛みは深刻なものでした。杖をつき、足をひきずる姿は、見る者にその苦痛を想像させました。軟骨はほぼ消滅し、「骨と骨が当たる音がする」という状態にまで悪化。日常生活にも支障をきたすほどの深刻な状況でした。
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そこで、人工関節置換手術の名医として知られる、名古屋の藤田医科大学ばんたね病院の金治有彦医師に手術を依頼。金治医師は一茂さんの状態を診て、「この半年間で末期になっている」と驚きを隠せないほどでした。
電動のこぎりが折れるほどの硬骨!手術は難航
手術は、大腿骨の先端にある「骨頭」を電動のこぎりで切断するところから始まりました。しかし、一茂さんの骨の硬さに、なんと電動のこぎりの刃が欠け、モーターが故障するというハプニングが発生! さらに、「過前捻」(大腿骨の変形)といった困難も重なり、手術は難航を極めました。
それでも金治医師は冷静に手術を進め、平均よりも長い1時間6分をかけて、無事手術を完了させました。術後、金治医師から「骨を切る機械が壊れた」と伝えられた一茂さんは、「骨が硬かったんだ」と笑顔で返答。そのユーモアあふれる対応に、周囲は安堵しました。
術後の驚異的な回復力
手術からわずか20時間後、一茂さんはリハビリを開始。「慢性的な痛みはなくなった」と語り、その表情には安堵と希望が満ち溢れていました。「ママも帰ってホッとしている」とジョークを交える余裕も見せ、順調な回復ぶりをアピールしました。
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一茂さんの驚異的な回復力は、多くのファンや関係者を勇気づけました。長年の激痛から解放され、再び元気な姿を見せてくれる日も近いでしょう。今後の活躍に期待が高まります。