俳優・田中圭(40)が1日、MBS・TBS系「日曜日の初耳学」の『インタビュアー林修』のコーナーに出演。役者の道を進む決意ができた作品を明かした。
撮影前からシンクロナイズドスイミングの特訓が1カ月合宿形式であり、クランクインした「WATER BOYS」(03年放送)について「俳優として進んでみようかな、と思わせてくれた作品」だったという。
「もともと学生の時に、すごく素敵な学校に行ってまして…」と話し始めると、『渋谷教育学園幕張中学校・高等学校 偏差値70超えの名門私立一貫校』と文字で説明が入った。
続けて「みんな受験…大学に行くのが当たり前みたいな中で、僕、けっこう早めにドロップアウトしてたので。うわー、大学とかマジ勉強しんどい、って時にたまたま芸能のとこに片足つっこんだもんだから、そうだ、芸能に向かえば受験しなくて済む!っていうところで、最初(芸能界に)漬かってたんですよ」と最初は、芸能界は大学受験から逃げ道だったことを苦笑いで振り返った。
そして「でも、まぁ『WATER BOYS』で、モノを作るのって、お芝居するのって、楽しい、って思って。役者やってみようと思った最初のきっかけです」と感謝を込めた。
渋幕といえば、毎年、東大に多数の合格者を出す名門進学校。田中自身は「中学入ってけっこう早めに順位が下がりましたね」と進学校で授業についていけず、長年続けてきたバスケットボールもケガで断念し、見かねた母が芸能のオーディションを勧めたことが芸能界入りのきっかけだったことも明かされた。ひとり親で育ててくれた母親は、闘病の末、18年1月に亡くなったという。