日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』は、高度経済成長期の昭和と経済停滞の令和を舞台に、軍艦島で力強く生きる人々を描いた感動作です。主演の神木隆之介をはじめ、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、土屋太鳳、宮本信子ら豪華キャスト陣の熱演が話題となっています。
キャスト陣の心温まる差し入れ合戦
過酷な撮影現場を和ませているのが、スタッフやキャストからの心温まる差し入れです。土屋太鳳はキッチンカーを手配してコーヒーなどのドリンクを振る舞い、池田エライザはみたらし団子、斎藤工はパンケーキなど、それぞれが趣向をこらした差し入れで現場の士気を高めています。
alt
座長・神木隆之介の粋な計らい
中でも座長・神木隆之介の差し入れは一味違います。叙々苑の焼肉弁当といった高級グルメだけでなく、自らデザインしたオリジナルTシャツを100人以上のスタッフにプレゼント。貝殻を持つ杉咲花の手元をクローズアップしたおしゃれなデザインで、スタッフへの細やかな気遣いが話題になっています。
思いがけないハプニングと神木の対応
そんな神木の心遣いが思わぬハプニングを引き起こしました。第4話で、軍艦島で遊ぶ子供たちのシーンに、ネッククーラーをした男の子が映り込んでしまったのです。時代設定は1958年。もちろん、当時はネッククーラーのようなアイテムは存在しません。
実はこのネッククーラー、神木がスタッフ全員に暑さ対策として配ったもの。番組ロゴ入りのマリンブルーの特製デザインでした。子役がうっかり外すのを忘れて出演してしまったようですが、配信版では修正されているとのこと。想定外のトラブルに神木は苦笑いだったそうですが、このエピソードからも彼の温かい人柄が伺えます。
時代を超えたドラマの魅力
ドラマは現代パートが2018年、軍艦島パートが1958年と時代を行き来しながら物語が展開されます。1960年代の石炭産業の衰退、1974年の炭鉱閉鎖、そして無人島となった軍艦島。栄枯盛衰の歴史を背景に、人々の生き様を丁寧に描いています。
方言指導と出演を務める長崎出身の俳優・三井善忠さんは、「今後の展開はさらに骨太。ダイヤモンドが何を意味するのか、想像しながら楽しんでほしい」と語っています。
alt
輝き続ける「海に眠るダイヤモンド」
豪華キャストの熱演、時代背景へのこだわり、そして心温まるエピソードの数々。日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』は、今後ますます目が離せない展開となりそうです。
