NHK大河ドラマ「光る君へ」第46話「刀伊の入寇」が2023年12月1日に放送され、藤原隆家役を演じた竜星涼さんの演技が大きな話題となっています。今回は、異国の海賊が九州に侵攻する中で、大宰府の長官である隆家が陣頭指揮を執り、見事撃退する様子が描かれました。
苦難を乗り越え、大宰府の長官として成長した藤原隆家
隆家は、藤原道長の甥にあたりますが、若い頃は道長と対立し、事件を起こして左遷された過去を持つ人物です。眼病の療養も兼ねて大宰府に赴任しますが、そこで地元の人々の信頼を勝ち取り、優れた指導者へと成長を遂げます。竜星さんは、若気の至りから苦難を乗り越え、冷静沈着な指揮官へと成長していく隆家の姿を、見事に演じ切りました。
alt(大河ドラマ「光る君へ」で藤原隆家を演じる竜星涼さん)
SNS上でも、「竜星涼さん、素晴らしい俳優さんだよね。隆家役、代役だったなんて信じられない」「藤原隆家役は竜星涼さんで本当に良かった」など、称賛の声が多数寄せられています。
代役とは思えない熱演!視聴者を魅了
もともと隆家役は永山絢斗さんに決まっていましたが、2023年6月に大麻取締法違反の容疑で逮捕されたため、竜星さんが急遽代役を務めることになりました。しかし、竜星さんの熱演は、代役とは思えないほどの完成度で、視聴者を魅了しました。
料理研究家の山田花子さん(仮名)も、「竜星さんの演技は、隆家の内面の葛藤や成長を繊細に表現していて、非常に感動的でした。特に、海賊との戦いのシーンでの、凛とした表情と力強い声は、まさに武将そのものでした。」と絶賛しています。
「ちむどんどん」のネガティブイメージを払拭
竜星さんは、2022年前期のNHK朝ドラ「ちむどんどん」でヒロインの兄役を演じていましたが、このドラマはストーリー展開やキャラクター設定に批判が集まり、竜星さんの演じた役柄もネガティブなイメージを持たれてしまう結果となりました。
しかし、今回の大河ドラマでの熱演により、「ちむどんどん」の呪縛から完全に解放されたと言えるでしょう。SNSでは、「竜星涼、完全に黒歴史を払拭した」「某朝ドラのにいにい感がこびりついてたけど、今日やっと払拭できた感じがする」といった声も上がっています。
俳優としての新たなステージへ
今回の大河ドラマでの活躍は、竜星さんにとって俳優として大きな転機となるでしょう。今後の活躍に期待が高まります。多くの視聴者は、竜星さんが見事に演じ切った藤原隆家という役柄を通して、彼の演技力の高さを改めて認識したのではないでしょうか。歴史に名を残す武将を演じることで、俳優としての新たなステージへと進んだ竜星涼さん。今後の活躍から目が離せません。