元明石市長の泉房穂氏が、テレビ出演を続けながらも、SNSでの発信強化を宣言しました。自身のX(旧Twitter)で、テレビ出演は「消えても構いませんが、消えたいわけでもありません」としながらも、来年3月以降のメディア出演は白紙とし、SNSでの情報発信に力を入れていく方針を明らかにしました。
泉氏、テレビ出演減少の背景とは?
ファンから「テレビから消えた」と心配の声が上がっていた泉氏。兵庫県知事選後のテレビ番組での発言が波紋を呼び、オールドメディアとSNSの関係性が注目される中での今回の発表となりました。
泉氏は11月17日、フジテレビ「Mr.サンデー」に出演した際、兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏に対し、選挙期間中の自身の厳しい姿勢について謝罪しました。
泉房穂氏
この謝罪や、他の番組での報道姿勢への苦言が、テレビ出演減少につながったのではと推測する声も上がっています。情報番組制作会社関係者によると、「オールドメディアvsSNS」の構図が話題となる中で、コメンテーターの姿勢にも批判が集まっているとのこと。一部の視聴者は、偏った意見を持つコメンテーターばかりを起用する番組に対し、スポンサーへの抗議も辞さない構えを見せているようです。
視聴者の目は厳しい?コメンテーターの動向に注目
泉氏だけでなく、斎藤知事の公職選挙法違反疑惑に関して、テレビ報道の姿勢に疑問を呈していた国際弁護士の清原博氏や中央大学法科大学院教授の野村修也弁護士らのテレビ出演も減少しているとの指摘があります。
SNS上では、「泉氏が空気のように扱われていた」「弁護士たちが番組に呼ばれなくなった」といった声が上がっており、視聴者はコメンテーターの動向を注視している様子がうかがえます。
SNSでの発信強化、その真意は?
泉氏は、Xでのライブ配信やYouTubeチャンネル「泉房穂の情熱チャンネル」を開設するなど、SNSでの情報発信を積極的に行っています。
新たな情報発信の場を求めて
従来のメディアとは異なるプラットフォームで、自身の考えや情報を直接発信することで、より多くの視聴者/読者と繋がりたいという狙いがあると考えられます。 メディアのあり方が問われる現代において、泉氏の今後の動向は、情報発信の新たな形を示唆するものとなるかもしれません。
兵庫県知事選後の報道や、オールドメディアとSNSの対立といった背景を踏まえ、泉氏の今後の情報発信に注目が集まります。