山崎怜奈さん、政治発言への批判に苦悩「AIに返されたみたい」

テレビ東京系『あちこちオードリー』に出演した山崎怜奈さんが、自身の政治発言に対する批判について心境を吐露しました。専門家ではない自分が政治について発言することに対するバッシングの多さに、「高尚な人間だけがしゃべっていいもの」という風潮に疑問を呈しました。

政治発言の難しさ

山崎さんは、「自分たちの生活に直結する政治の話はフランクにできる方がいい」との考えを示しつつも、「タレント」という肩書きであるが故に、経験不足や知識不足を指摘され、激しい批判を受ける現状を明かしました。

山崎怜奈さん山崎怜奈さん

「質問が変に切り取られ炎上する」と、インターネットメディアの報道姿勢にも苦言を呈し、真意が伝わらないもどかしさを語りました。政治コミュニケーションの難しさ、そしてタレントの立場での発言の難しさを改めて浮き彫りにしています。

選挙特番での石丸氏とのやりとりを回顧

番組MCのオードリー若林正恭さんとの会話の中で、山崎さんは今年7月の東京都知事選での石丸伸二氏とのやりとりを彷彿とさせる発言をしました。具体的な名前は挙げませんでしたが、「シュートしかけてくる」「ハシゴを外す」「AIに返されたみたい」といった言葉で当時の心境を表現。

番組内では、山崎さんは「悲しい気持ちになる」と語り、若林さんも理解を示していました。しかし、この発言がネットニュースで報じられると、山崎さんの姿勢を疑問視する声も上がりました。

直接対談を望む声も

一部の視聴者からは、「直接会って対談すればいいのに」「陰でグチグチ言うのは印象良くない」といった意見も。都知事選特番での石丸氏とのやりとりが物議を醸した経緯もあり、直接対話による誤解の解消を求める声も少なくありません。

石丸氏の見解

一方、石丸氏は過去のインタビューで、選挙特番での山崎さんとのやりとりについて言及。「限られた時間の中での発言」「リモート出演で相手の表情が見えない」といった状況を説明し、山崎さんがどのような人物か分からなかったと明かしています。

また、自身のコミュニケーション方法として「ミラーリング」を挙げ、「善意には善意で、敵意には敵意で返す」と説明。もし十分な時間があれば、お互いに歩み寄れた可能性を示唆していました。

都知事選の様子都知事選の様子

今後の展望

選挙特番での短い会話以降、山崎さんと石丸氏の直接対談は実現していません。両者の間のわだかまりは未だ解消されていないように見えます。今後の展開、そして政治コミュニケーションのあり方が注目されます。