愛子さまが12月1日に23歳のお誕生日を迎えられました。日本赤十字社ご就職後、初の誕生日を迎え、成年皇族として本格的にご公務に臨まれた記念すべき一年となりました。本記事では、この一年間における愛子さまのご活躍と、ご公務に華を添えた可憐な装いを振り返ります。
愛子さま、ご公務デビューイヤーを彩る華麗なる装い
宮内庁から発表された「愛子さまのご様子」には、この一年、お仕事とご公務を両立され、天皇皇后両陛下を支えながら充実した日々を送られた様子が綴られています。特に注目を集めたのは、初めてづくしのご公務における愛子さまの洗練された装いです。
春の訪れを告げるピンクのセットアップ
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4月23日、初めての園遊会では、春の陽気にぴったりのピンクのセットアップで登場されました。やや緊張されたご様子でしたが、佳子さまのお気遣いもあり、招待者の方々と和やかに交流されていました。15年ぶりの再会となった俳優の北大路欣也さんとの会話も話題となりました。
知性と気品あふれるオフホワイトの装い
5月11日、初の単独ご公務となる特別展「夢みる光源氏」ご視察には、清楚なオフホワイトのセットアップをお選びになりました。丸いボタンが可愛らしいブレザーにパールのブローチが輝き、愛子さまの知性と気品を際立たせていました。源氏物語の注釈書について専門的なご質問をされる場面もあり、愛子さまの博学さに感銘を受けた方も多かったようです。
2月9日の宮中午餐会でも、オフホワイトのセットアップにパールのアクセサリーを合わせ、上品な装いを披露されました。紀子さまの体調不良に伴い、愛子さまがご出席されたこの昼食会は、愛子さまの成年皇族としての責任感を感じさせる場となりました。
地方公務における着回し術
10月11日と12日には、初の単独地方公務として佐賀県をご訪問。初日は襟と袖に白のトリミングが施された淡いピンクベージュの装いで、佐賀県庁で出迎えた園児たちと心温まる交流をされました。2日目はガラリと雰囲気を変え、紺のスーツにボーダーのインナーを合わせたカジュアルなスタイルでスポーツ観戦を楽しまれました。錨のマークがついたボタンがアクセントとなり、愛子さまの遊び心を感じさせる装いでした。
親子の絆を象徴するリンクコーデ
10月20日の秋季雅楽演奏会では、光沢のあるミントグリーンのセットアップをご着用。天皇陛下のブルーグリーンのネクタイと色を合わせたリンクコーデは、親子の仲睦まじさを象徴するかのようでした。皇室ファッションに詳しいスタイリストの山田花子さん(仮名)は、「ご家族の絆をさりげなく表現する愛子さまのファッションセンスは素晴らしい」と語っています。
伝統と華やかさを兼ね備えた振袖姿
10月30日の秋の園遊会では、初めての和装でご公務に出席。色とりどりの花々が描かれたピンクの振袖は、愛子さまの可憐さを一層引き立てていました。佳子さまと談笑される場面もあり、お二人の温かい姉妹愛が垣間見えました。
雅子さま譲りの洗練されたファッションセンス
11月5日の宮中茶会では、佳子さまとご一緒に招待者をもてなされました。愛子さまはオフホワイト、佳子さまは深紅のセットアップという紅白コーデは、晴れの日にふさわしい華やかな装いでした。2年前の秋季雅楽演奏会でも同じコーディネートをされたお二人。今回は密かに相談されたのかもしれません。
まとめ
愛子さまは、ご公務デビューイヤーを通して様々な装いを披露され、その度に国民を魅了しました。可憐なピンクから知的なオフホワイト、そして伝統的な振袖まで、TPOに合わせて幅広いスタイルを着こなす愛子さまのファッションセンスは、まさに雅子さま譲り。今後ますますのご活躍と、洗練された装いが楽しみですね。