能登半島を襲った大地震からの復興に向け、COMPLEXの吉川晃司さんと布袋寅泰さんによる復興支援コンサート「日本一心」の収益金10億円を原資とした「能登復興応援基金」が石川県によって設立されます。この記事では、その詳細とCOMPLEXのお二人の熱い想いを紐解いていきます。
伝説のユニットCOMPLEX、再び立ち上がり被災地支援へ
1980年代に一世を風靡した吉川晃司さんと布袋寅泰さんのユニット、COMPLEX。90年に活動停止した後も、2011年の東日本大震災ではチャリティーライブを行い大きな話題となりました。そして今回、再び能登半島地震被災地のために立ち上がり、5月に東京ドームで2日間にわたる復興支援コンサート「日本一心」を開催。多くのファンが詰めかけ、大きな感動を呼びました。
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10億円もの支援金が「能登復興応援基金」へ
この「日本一心」ライブで得られた収益金10億円は、石川県に寄付され、「能登復興応援基金」の設立へと繋がりました。息の長い支援を目指し、来年度から能登官民連携復興センターを通じて、現地で活動する団体などへ活動資金として活用される予定です。
基金の具体的な活用方法
この基金は、具体的に以下の分野での活用が想定されています。
- 特色ある一次産業の再興: 漁業など、能登地域ならではの一次産業の復興を支援します。
- 伝統文化・地場産業の活性化: 地域の伝統や文化、地場産業の活性化を促進します。
- 子どもたちの健やかな成長: 子どもたちの健やかな成長を支援するための活動や交流の拠点づくりを推進します。
これらの活動を通じて、被災地の復興を多角的に支援していく計画です。
馳浩知事、COMPLEXの二人に深い感謝
馳浩知事は記者会見で、「行政の支援を補完する上で大変ありがたい」とCOMPLEXのお二人に深い感謝を表明。長期にわたる能登の創造的復興に向けた取り組みへの活用に期待を寄せました。
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COMPLEXからのメッセージ
COMPLEXのお二人は、「趣旨に共感、ご理解をいただいたたくさんの皆さまがご来場くださり、公演を大盛況裡に終えることができました。改めて、被災された方、そのご家族、関係者のみなさまに心からお見舞い申し上げます」とコメントを発表。被災地への想いと、支援への感謝の気持ちを伝えました。
能登の未来へ、希望の光を灯す
「能登復興応援基金」は、単なる金銭的な支援だけでなく、COMPLEXの「日本一心」という熱い想いが込められた、まさに希望の光となるでしょう。能登の創造的復興に向けて、力強い一歩となることが期待されます。
