【パリ=阿部真司、酒井圭吾】米国のトランプ次期大統領は7日、パリを訪問し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とマクロン仏大統領と大統領府で3者会談した。トランプ氏とゼンレンスキー氏が対面で会談するのは、11月の米大統領選以降初めてで、ロシアの侵略終結に向けた和平交渉などについて協議したとみられる。
ゼレンスキー氏は会談後、X(旧ツイッター)に「この戦争をできるだけ早く、正しい形で終結させたい。我々は、現地情勢やそれぞれの国民、そして平和について協議した」と明かし、「今後も協力し、連絡を取っていく」と強調した。
トランプ氏とゼレンスキー氏は、ノートルダム大聖堂の修復完了を記念する式典に合わせてパリを訪問した。