日本列島を襲う強烈な寒波の影響で、週末にかけて北陸から西日本にかけて広範囲で大雪となる恐れがあります。気象専門家は「記録的な大雪となる可能性もある」と警戒を呼びかけています。jp24h.comでは、最新の気象情報と対策を詳しくお届けします。
今週末、日本海側を中心に記録的大雪の予報
7日(土)から日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。北陸や北日本では既に大雪となっており、山間部では24時間で30cm以上の降雪を観測している地域も。平野部でも積雪が増加しており、交通機関への影響も懸念されています。
7日(土)午後5時の積雪の深さ
8日(日)にはさらに寒気が強まり、雪の降るエリアはさらに拡大する見込みです。北陸から北日本だけでなく、東海や関東甲信北部の山沿いでも大雪や吹雪となり、積雪が急増する恐れがあります。西日本の平野部でも初雪を観測する可能性があり、山沿いでは積雪の可能性も。気象予報士の佐藤一郎氏（仮名）は「特に北陸地方では、短期間に大量の雪が降り積もる恐れがあるため、厳重な警戒が必要だ」と述べています。
8日(日)午後1時の雨と雪の予想
各地の降雪量と警戒すべき点
8日(日)夕方までの24時間に予想される降雪量は、山沿いを中心に北陸70cm、東北40cm、北海道・関東甲信・東海・中国地方30cm、近畿20cmと、各地で甚大な積雪が予想されています。峠道では積雪や吹雪による交通障害に注意が必要です。
8日(日)午後6時までの24時間予想降雪量
北陸の平野部では、8日(日)夕方までにさらに70ミリの雨が降る見通しです。大雪に伴う土砂災害にも警戒が必要で、落雷、竜巻などの激しい突風や降ひょうにも注意が必要です。
厳しい冷え込みに備えて万全の寒さ対策を
8日(日)朝の最低気温は、北海道や東北北部で氷点下の冷え込みとなるため、路面の凍結に注意が必要です。東京都心や名古屋でも5℃と、今シーズン一番の冷え込みとなる予想。外出の際は、ダウンコートにマフラーや手袋など、万全の寒さ対策を心がけましょう。
8日(日)の予想最低気温
日中の最高気温も、雪や雨が降る日本海側では真冬並みの寒さとなる見込みです。西日本でも、晴れる太平洋側でも真冬の厳しい寒さが予想されています。東海や関東でも、晴れても冷たい風が強めに吹くため、一日を通して寒さ対策が必要です。
8日(日)の天気と予想最高気温
週末は不要不急の外出は控え、最新の気象情報に注意し、安全を確保してください。
