航空自衛隊の70周年という記念すべき年に、茨城県百里基地で盛大な航空祭が開催されました。過去最多となる約6万5千人の観客が詰め込み、大空を舞台にした圧巻のショーに酔いしれました。jp24h.comでは、その感動と興奮を余すことなくお伝えします。
航空機展示と迫力満点の機動飛行ショー
会場には、普段任務や訓練で使用されている航空機が多数展示されました。海上自衛隊のP-1哨戒機やV-22オスプレイなど、間近で見られる貴重な機会に、多くの来場者が熱心に写真撮影をしていました。
P-1哨戒機とV-22オスプレイ
そして、何といっても目玉は、戦闘機による機動飛行ショー。急旋回や急上昇など、高度な操縦技術を駆使した迫力満点の飛行に、観客席からは大きな歓声が上がっていました。航空評論家の山田一郎氏(仮名)は、「今回の機動飛行は、パイロットの技量が際立つ素晴らしいパフォーマンスだった。特に、急旋回時の機体の傾きは、まさに圧巻の一言。」と絶賛しています。
能登半島地震被災地の小松基地からF-15戦闘機が友情出演
百里基地には配備されていないF-15戦闘機3機が、石川県の小松基地から駆けつけました。小松基地は、今年1月に発生した能登半島地震で被災した基地です。そのうちの1機は北陸新幹線をイメージした特別塗装が施され、「ともにこえよう石川」のメッセージが添えられていました。また、別の1機は航空自衛隊70周年記念の特別カラーで彩られ、復興への願いを乗せて大空を舞いました。
ブルーインパルスの華麗なアクロバット飛行がフィナーレを飾る
航空祭のクライマックスは、ブルーインパルスによるアクロバット飛行。6機のブルーインパルスは、クリスマスツリーを表現した隊列で登場するなど、息の合ったフォーメーション飛行を披露。約40分間にわたり、スモークで描く美しい軌跡と華麗なアクロバット飛行で観客を魅了しました。航空ファン歴20年の佐藤美穂さん(仮名)は、「ブルーインパルスの飛行は何度見ても感動する。特に、スモークで描くハートマークは、本当に美しかった。」と興奮気味に語っていました。
ブルーインパルスのアクロバット飛行
航空自衛隊70周年を記念する百里基地航空祭は大盛況のうちに幕を閉じました。ブルーインパルスはこの航空祭をもって年内のフライトを終え、来年の活躍が期待されています。
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