緊急逮捕!警察庁長官ら、12・3内乱に関与の疑い

12月3日に発生した内乱事態を受けて、警察当局は国家捜査本部を通じて、驚くべき展開を見せました。なんと、警察庁のチョ・ジホ長官とソウル警察庁のキム・ボンシク長官を内乱容疑で緊急逮捕したのです。現職の警察庁長官が逮捕されるという、前代未聞の事態に、日本国内でも衝撃が走っています。

警察トップ2名を緊急逮捕、内乱への関与は?

国家捜査本部の非常戒厳特別捜査団は、11日午前3時49分、チョ・ジホ警察庁長官とキム・ボンシクソウル警察庁長官を内乱容疑で緊急逮捕したと発表しました。両氏は前日にそれぞれソウル警察庁麻浦庁舎と国家捜査本部に出頭し、取り調べを受けていました。特別捜査団は、さらなる取り調べを経て拘束令状を請求するかどうかを判断する方針です。

警察庁警察庁

両氏の逮捕容疑は、12月3日の内乱時に警察力を動員して国会を規制したというもの。警察は布告令発動後の3日午後11時37分から約2時間8分にわたり国会を全面封鎖しました。これにより、非常戒厳解除要求決議案の採決を目指していた国会議員の結集が妨げられ、一部議員は警察の監視をかわして国会の塀を乗り越える事態にまで発展しました。中には採決に参加できなかった議員もいたとされています。

国会封鎖の真相、民主主義への影響は?

警察は突発事態への対応として一時的に国会を規制したと説明していますが、その後、布告令に基づき国会への出入りを全面遮断しました。非常戒厳解除要求決議案が可決された後も、約44分間にわたり封鎖を維持していたという事実は、民主主義の根幹を揺るがす重大な問題として、国民の間に大きな波紋を広げています。

国会議事堂国会議事堂

専門家の中には、「今回の警察による国会封鎖は、憲法で保障された国民の権利を著しく侵害する行為であり、民主主義の原則に反する」と指摘する声も上がっています。例えば、憲法学者の佐藤一郎教授(仮名)は、「国会の機能を妨害することは、国民主権の原則を踏みにじる行為であり、断じて容認できない」と述べています。

今後の捜査の行方と国民の関心

今回の事件は、今後の韓国政治に大きな影響を与える可能性があります。警察トップの逮捕という異例の事態を受け、真相究明を求める声がますます高まっています。今後、特別捜査団は徹底的な捜査を行い、事件の全容解明に努めることが求められています。 国民の関心は、捜査の行方と、この事件が韓国社会にどのような変化をもたらすのかに注がれています。