2024年のタレントCM起用社数ランキングで、川口春奈さんが見事2連覇を達成しました。24社という圧倒的な数字で、まさにCM女王の貫禄を見せつけています。しかし、その輝かしい栄光の陰で、CM出演に苦戦しているタレントもいるようです。今回は、二宮和也さんとローラさんのCM出演にまつわる、気になる話題をご紹介します。
電動キックボードと返品詐欺…二宮和也、CMの選択に暗雲?
嵐の二宮和也さんは、電動キックボードシェアリングサービス「LUUP」とスキマバイトアプリ「メルカリハロ」のCMに出演しています。しかし、これらの企業を取り巻く状況は、必ずしも順風満帆とは言えないようです。
電動キックボードの交通違反増加を受け、LUUP社長の発言が炎上。一部ユーザーの違反行為に焦点を当てたコメントが、かえって批判を招いてしまいました。この騒動は、CMキャラクターである二宮さんにも飛び火し、SNS上では「LUUPのCMに出るなんて…」といった落胆の声も上がっています。
alt
また、「メルカリハロ」を展開するメルカリでは、返品詐欺に関するトラブルがSNSで拡散。顧客サポートの不十分さも指摘され、企業イメージに傷がつく事態となっています。これらのネガティブな出来事は、CMに出演する二宮さんのイメージにも少なからず影響を与えているようです。二宮さんは独立後、何かと問題のある企業のCMに起用されている印象が強く、「CM選びのセンスが悪いのでは?」という厳しい声も聞こえてきます。
ローラ、DMM Bitcoinの廃業で暗礁に乗り上げる?
モデルのローラさんは、2013年から「DMM.com証券」のCMに出演しています。しかし、5月から放映されているフィットネス篇のCMは評判が芳しくないようです。さらに、ローラさんがCMキャラクターを務めていた系列会社の「DMM Bitcoin」が廃業するという事態に。
ローラさんの明るいイメージと、仮想通貨事業の不安定さが結びつき、CM効果に疑問符がつけられています。 有名料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「ローラさんの健康的なイメージと、リスクの高い投資商品のCMはミスマッチなのでは」と指摘しています。
alt
CM起用は諸刃の剣?タレントイメージ戦略の難しさ
CM出演は、タレントにとって大きなチャンスである一方、企業の不祥事やイメージダウンに巻き込まれるリスクも伴います。今回の二宮和也さんとローラさんのケースは、まさにその難しさを示す好例と言えるでしょう。企業イメージとタレントイメージのマッチング、そして適切なリスク管理が、今後のCM戦略においてますます重要になってくるでしょう。