元NMB48の清水里香さん(27)は、数々のキャリアを経験してきた独自のアイドルとして注目を集めています。現在はアイドル活動「4周目」を迎え、アイドルグループ「One Last Bloom」のリーダーとしてステージに立つ彼女。その波乱に満ちた経歴は、幼少期の純粋な憧れからNMB48時代、そして現在の挑戦へと続いています。子役、ライブアイドル、メジャーアイドルを経て、一度はプロデュース業に挑戦しつつも挫折を味わい、再びメンバーとして輝くことを決意した清水さんの物語。本記事では、彼女がアイドルを目指した幼い頃の夢から、葛藤を抱えながら過ごしたNMB48時代に至るまでの道のりを深く掘り下げます。
爽やかな笑顔の元NMB48清水里香さん
「AKB48さんが大好き」歌って踊るアイドルに憧れた幼少期
清水さんが3歳の頃からアイドルに強い憧れを抱いていたことは、よく知られています。幼稚園の七夕の短冊には「アイドルになりたい」と書かれていましたが、それは単なる夢ではなく、「なれる」という確信をもって生きてきたと清水さんは語ります。自宅では、華やかな衣装を身につけて歌い踊るアイドルの姿を、夢中になって見つめる日々でした。
人前に立つことが好きだったという清水さんは、小学校時代、周囲から少し浮いた存在だったかもしれません。掃除の時間には、ほうきをマイクに見立てて、AKB48の『ヘビーローテーション』を本気で踊る姿が日常でした。憧れの存在は、幼い頃から一貫してAKB48でした。誕生日やクリスマスには、AKB48のCDやポスター、メンバーの写真集をねだるのが常で、家族もまたAKB48の大ファンだったため、「将来はアイドルになればいい」と全面的に彼女の夢を後押ししてくれました。「やりたい」と口にしたことに対して家族からの反対は一切なく、習い事も自由にやらせてもらえたと当時を振り返ります。
小学校時代、清水さんはクラシックバレエ、新体操、ピアノ、学習塾と多忙な日々を送っていました。放課後は親が車で迎えに来てくれ、習い事へと送り届ける毎日。習い事が終わると一人で帰宅し、夜は自室でAKB48のミュージックビデオを見るのが日課でした。多忙なスケジュールの中、友人と遊ぶ時間はほとんどなかったと言います。しかし、友達がいなかったわけではなく、仲の良い友達もいました。ただ、鬼ごっこのような遊びにはあまり興味がなく、アイドルに触れている時間の方が好きだったと明かしています。
休日もAKB48好きの父親と過ごすことが多く、彼女が特に好きだった板野友美さんのグッズを求めて、地元の千葉県から秋葉原のAKB48劇場まで足を運ぶこともありました。帰りは浅草で洋服を買ってもらうのが楽しみの一つだったそうです。
まとめ
本記事では、元NMB48の清水里香さんがどのようにしてアイドルへの道を歩み始めたのか、その幼少期の純粋な憧れと家族の温かいサポートに焦点を当てました。3歳からの揺るぎない夢、AKB48への深い敬愛、そして多忙な毎日の中でもアイドルへの情熱を燃やし続けた彼女の姿は、現在の「アイドル4周目」へと繋がる原点と言えるでしょう。この壮大なアイドルの物語はまだ始まったばかりです。次回の記事では、彼女のさらなる成長と、NMB48時代に抱えた葛藤の深層に迫ります。
参考文献
- 文藝春秋 (2025年11月1日). 「元NMB48 清水里香、アイドル“4周目”の激動人生告白「『AKB48さんが大好き』歌って踊るアイドルに憧れた幼少期」. Yahoo!ニュース.
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a9d342c87e52325f465843ca2cfe73ea564f2b





