DREAMS COME TRUE(ドリカム)のベース中村正人氏がライブ中の観客の途中退席についてSNSで発言し、物議を醸しています。この騒動をきっかけに、人気ロックバンドGLAYのファンへの配慮溢れるライブ演出が改めて注目を集めているようです。
ドリカム中村氏のライブ発言で波紋
事の発端は、12月7日の愛知公演後、中村氏がX(旧Twitter)に投稿した内容。途中退席する観客に対し「ライブがお気に召されなかったのかと深く反省」といった旨のコメントが、様々な事情で最後までいられないファンへの配慮に欠けると批判を浴び、その後投稿は削除されました。
DREAMS COME TRUE 中村正人
GLAYのファンファーストな姿勢に称賛の声
一方、GLAYのライブは、長年ファンを大切にする姿勢で知られています。SNS上では、ドリカムの騒動を受け、GLAYの様々な配慮を賞賛する声が多数上がっています。
開演時間への配慮
GLAYのライブは、遠方からのファンや子育て中のファンにも参加しやすいよう、開演時間を早めるなど、柔軟な対応をしています。15時や16時開始の公演もあり、終演後も余裕を持って帰路につける点が好評です。
メンバーからの温かいメッセージ
ライブが長引いて途中退席するファンには、メンバーから「長くてごめん」といった手書きのメッセージが届けられることもあるそうです。こうした細やかな気遣いが、ファンとの強い絆を築いている秘訣と言えるでしょう。
GLAY ライブ
スタッフへの感謝も忘れない
GLAYは、ライブ中にメンバーからスタッフへの感謝の言葉が述べられることも多く、ファンも自然とスタッフへの感謝の気持ちを持つようになります。こうした温かい雰囲気も、GLAYのライブの魅力の一つです。
30周年を迎えた2バンドの姿勢の違い
両バンド共に30年以上のキャリアを持ち、多くのファンに支持されています。しかし、今回の騒動を通して、ライブにおけるファンへの配慮という点で、GLAYとドリカムの姿勢の違いが浮き彫りになったと言えるかもしれません。音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「アーティストはファンの存在があってこそ。GLAYのように、ファンの多様なライフスタイルに寄り添う姿勢は、これからの音楽業界にとって重要な指針となるだろう」と述べています。
ドリカムとGLAY、同じ会場での公演に注目
偶然にも、ドリカムの愛知公演の翌週、GLAYが同じ会場「Aichi Sky Expo」でライブを行います。アクセスが不便な会場ということもあり、GLAYがどのようなパフォーマンスを披露するのか、一層注目が集まっています。