市民「ありえない」韓国・尹大統領“戒厳令”を正当化 与党代表「弾劾賛成」呼びかけ


■「弾劾にも捜査にも立ち向かう」

自己を正当化する内容が、30分近く続きました。

注目すべきは、5日前の談話で述べていたこの発言。

尹錫悦大統領(7日)                               「私の任期を含め、今後の政局安定の方案は、わが党に一任いたします」

この言葉が、翻ったのです。

尹錫悦大統領                                  「弾劾しようが、捜査しようが、私は堂々と立ち向かいます。私は、最後の瞬間まで、国民の皆さんと一緒に戦います」

これは、自ら退陣することはないと宣言したに等しく、与党との決裂を意味しています。

与党『国民の力』 ハン・ドンフン代表                        「もう有効な方法は、ただ一つだけです。次の採決で、わが党の議員たちは、会議場に出席し、良心に従って、採決に参加しなければなりません」

「弾劾には反対」だと言い続けてきたハン代表が賛成に傾いたことで、弾劾案可決の可能性が跳ね上がった形です。

ただ、これで党が一枚岩になるというわけでもありません。談話発表の後に行われた議員総会は大荒れです。尹大統領派閥の議員たちが、反発しました。

与党『国民の力』 ハン・ドンフン代表                         「私たちの考えと立場をもはや決めるべきだと思います」

尹派閥の議員                                     「あなたは党の代表なんです。主観的な立場を述べられてはいけません」

与党『国民の力』 ハン・ドンフン代表                                 「私は主観的な立場を述べたわけではありません」

決して少なくない、党内の反発。

それでも12日、新たに2人の与党議員が、弾劾賛成を表明しました。これで与党からの賛成は7人になります。

与党『国民の力』 チン・ジョンオ議員                             「夜が明けるまで悩み続けました。私は、今週の土曜日に国会で行われる弾劾票決で賛成票を入れます。政治的な計算ではなく、大韓民国の憲法精神と民主主義を守るための決断だと強調しておきます」

12日午後には、2度目の弾劾訴追案が国会に提出されました。

与党議員が、さらに賛成に回るかは世論の動向次第です。11日に行われた世論調査では、75%近くが、即時辞任か弾劾を求めています。そこに12日の談話です。

ソウル市民の声です。  

「(Q.“弾劾や捜査に立ち向かう”と大統領が言っているが?)イカれたやつだなと思いました」

「ありえないですね。あんな話をするとは思いもしませんでした。非常戒厳もですが、その後の行動がとても理解できません」

テレビ朝日



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