安倍晋三首相は18日、海底探査の技術を競う国際大会で優勝した日本財団チームのメンバーらと官邸で面会した。子供のときに「海の底に行きたいと思っていた」という首相は、令和12(2030)年までに全世界の海底地形の解明を目指すチームの活動について「私たちの夢をかなえる取り組みだ。切磋琢磨して成果を出してほしい」と激励した。
海底への憧れは、ジュール・ベルヌの小説「海底二万里」を読んだことがきっかけだという。首相は海底の地形が描かれた地図を贈られ、目を輝かせていた。
同時に「海底の地形を調査することは、海底資源を有効利用していく上においても極めて重要だ」と強調した。