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【ニューヨーク=沢田大典】安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日午前)、政府専用機で米ニューヨークに到着した。この後、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と面会し、来年の東京五輪・パラリンピックの成功に向けて緊密に連携していくことを確認した。
首相は、米ニューヨークの国連本部で、すべての人が経済的な困難を伴わず保健医療サービスを受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」推進に関するハイレベル会合に出席して演説し、エボラ出血熱など感染症対策への援助を強化する考えを示した。感染症について「多くの人を犠牲にし、社会経済的損失を生んでいる」と指摘した。
首相はヨルダンのアブドラ国王とも会談。隣国シリアからの難民を受け入れるヨルダンの負担軽減に協力する考えを伝え、外交・安全保障などの分野での戦略的な関係強化をめぐり意見交換するとみられる。
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