「社会全体で調整必要」 9月入学案めぐり文科相


 新型コロナウイルスの影響で休校が長期化する中、入学や始業の時期を恒久的に9月へずらす意見が出ていることをめぐり、萩生田光一文部科学相は28日の記者会見で「文科省だけで完結する問題ではなく、社会全体に影響を及ぼし、調整が必要な案件だ」と述べた。

 仮に実現を目指す場合、文科省としてどんな課題を解決する必要があるかという点は既に整理していると説明。他省庁や業界団体とも水面下で意見交換をしていると明かした。一方で高校や大学入試、就職なども含めた対応が必要とし、「文科相が決断すればいいとの声もあるが、そんなに単純な仕組みではない」と話した。



Source link