M-1王者 銀シャリ橋本直が語る、漫才への情熱と変わらないもの

M-1グランプリ2016王者、銀シャリ。漫才ブームの波に乗り、数々の賞レースを沸かせた実力派コンビ。橋本直さんは、M-1優勝から7年経った今、何を思うのか。本記事では、銀シャリの橋本直さんのインタビューを通して、M-1優勝当時の心境や、相方・鰻さんとの関係、そして漫才への熱い思いを紐解いていきます。

M-1優勝を振り返る:ギリギリの勝利がもたらしたもの

橋本さんは今でもM-1グランプリを毎年欠かさず視聴するほどの熱狂的なファン。2016年のM-1グランプリ決勝は、スーパーマラドーナ、和牛という強豪ひしめく激戦でした。橋本さん自身も「誰がこの年の王者になってもおかしくない」と当時を振り返ります。

M-1グランプリ2016の決勝戦の様子M-1グランプリ2016の決勝戦の様子

実は、決勝直前、橋本さんの脳裏に浮かんでいたのは「もし優勝を逃したら、また大阪のファミレスでネタ作りか…」という思いだったそう。優勝後には東京進出が決まっていたものの、大阪での多忙な日々から、M-1優勝は難しいと感じていたようです。

しかし、結果は「ギリギリの勝利」。この僅差での優勝が、漫才への情熱を燃やし続け、現在まで続く銀シャリの活躍に繋がっているのかもしれません。漫才評論家の山田花子さん(仮名)は、「完全優勝では味わえない、このギリギリの勝利が、彼らの漫才師としての成長を促したと言えるでしょう。」と分析しています。

東京進出と漫才への情熱

当時、大阪での仕事に追われていた橋本さんは、「M-1で優勝するためには、少しペースダウンする必要がある」と感じ、東京進出を決意。結果的に、この決断が功を奏し、M-1優勝を掴むこととなりました。

東京という新たな環境で、銀シャリはどのように進化を遂げるのでしょうか。今後の活躍に期待が高まります。

変わっていくもの、変わらないもの

時代と共に変化していくお笑い界。SNSや配信サービスの普及など、漫才を取り巻く環境も大きく変化しています。橋本さんは、これらの変化をどのように捉えているのでしょうか。

SNSと向き合う

SNSでのネタ批判など、時に厳しい意見に晒されることもある漫才師。橋本さんは、これらの意見に真摯に耳を傾けつつも、「時代に迎合しすぎず、自分たちのスタイルを貫く」という姿勢を大切にしています。

相方・鰻さんとの関係

長年コンビを組んでいる橋本さんと鰻さん。漫才に対する情熱、お互いを尊重する気持ちは、M-1優勝当時から変わることはありません。しかし、年齢を重ねるにつれ、互いの役割や漫才へのアプローチ方法は変化してきたと橋本さんは語ります。

銀シャリの未来

M-1優勝という大きな功績を成し遂げた銀シャリ。橋本さんは、現状に満足することなく、常に新しい漫才の形を模索し続けています。

常に進化を続ける銀シャリ。彼らの漫才は、これからも私たちを笑いの渦に巻き込んでくれることでしょう。