森山良子さんといえば、誰もが知る国民的歌手。その森山さんが75歳にしてニューヨークでジャズを学んだというから驚きです。今回は、ジャズへの情熱、家族への想い、そして人生観まで、森山さんの魅力あふれるお話をご紹介します。
ニューヨークでのジャズアルバム制作秘話
大江千里さんとの運命的な出会い
森山さんのジャズアルバムは、なんと大江千里さんとのコラボレーション!実は、お二人の出会いは15年以上前に遡ります。ラジオ番組での共演がきっかけで意気投投合したそう。当時、大江さんがジャズを学ぶために渡米すると聞き、森山さんは驚きつつも、自身の若い頃の夢を思い出したといいます。
森山良子さん、渡辺満里奈さん、松本孝美さん、野宮真貴さんの集合写真
実は森山さんも若い頃、アメリカへ留学して音楽を学ぶ夢を抱いていたのです。しかし、結婚、出産、そして兄の死など、様々な事情が重なり、その夢は叶わずにいました。
長年の夢がついに実現!
月日は流れ、森山さんが75歳を迎えた頃、大江さんから「一緒にジャズのアルバムを作らないか」という運命的なオファーが。森山さんは迷うことなく快諾。まさに長年の夢が実現した瞬間でした。
「何をやろう、何をやったらいいんだろう」と自問自答していた時期だっただけに、このオファーは大きな喜びと希望をもたらしたと語っています。
単身ニューヨークへ
驚くべきことに、アルバム制作のため、森山さんは単身でニューヨークへ渡りました。最初はスタッフと一緒でしたが、2回目からは1人きり。75歳にして異国の地で新たな挑戦をするバイタリティには脱帽です。
ジャズへの情熱と家族の支え
娘・奈歩さんと大江千里さんの意外な繋がり
森山さんの娘である小木奈歩さんは、若い頃に大江千里さんのファンクラブに入っていたそう。そのため、森山家では大江さんの楽曲がよく流れていたといいます。家族ぐるみでの交流もあり、大江さんがニューヨークへ渡る決断をした際には、森山さんも驚いたとのこと。
大江千里さんとの友情
大江さんが日本に帰国するたびに、森山さんは食事やお酒を共にし、ジャズ学校やアメリカのジャズシーンの話を聞いていたといいます。「いいな、いいな」と羨ましがっていた森山さんにとって、大江さんとのアルバム制作はまさに夢の実現だったのです。
野宮真貴さんと森山良子さん
75歳からの挑戦、そして未来へ
森山さんは、今回のジャズアルバム制作を通して、年齢に関係なく夢を追い続けることの大切さを改めて実感したといいます。彼女の挑戦は、私たちに勇気を与え、人生をより豊かにするヒントを与えてくれます。
ジャズへの情熱、家族への愛情、そして何歳になっても挑戦し続けるバイタリティ。森山良子さんの魅力は尽きません。彼女の今後の活躍にますます期待が高まります。