華やかな街の片隅、人目を避けるように貼られた怪しい求人チラシ。「お金持ちの美熟女とのデートで高額報酬」…そんな甘い言葉に釣られて、一体何が待ち受けているのか?本記事では、jp24h.comの記者が実際に闇バイトに応募し、その実態を徹底調査しました。
闇バイトへの応募:甘い言葉の誘惑
繁華街で見つけた「男性募集」のチラシ。そこには外国人美女の写真と共に、「お金持ちの美熟女の簡単なサポート」「本業以上に稼げる!」といった魅力的な言葉が並んでいました。怪しさ満点ながらも、高額報酬への期待に胸を膨らませ、40代男性記者が実際に電話で応募してみることに。
デート斡旋の実態:高額な情報提供料の要求
電話口で女性が説明した内容は、「お金持ちの女性とデートすれば、お礼として2万~3万円のチップがもらえる」というものでした。しかし、女性を紹介してもらうには、3人分のプロフィールを見るための情報提供料として3万2780円が必要とのこと。初回デートでもらえるチップで相殺できると説明されましたが、本当にそんなうまい話があるのでしょうか?
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プロフィール入手:フリー素材のような写真と怪しい情報
住所を伝え、代引きでプロフィールを入手。A5サイズの用紙には3人の女性のプロフィールが記載されていました。しかし、顔写真は画質が悪く、フリー素材のような印象を受けます。年収や職業などの情報は記載されているものの、信憑性は疑わしいものばかりでした。
デートの約束は叶わず:美熟女からの突然の拒否
女優の吉田羊さんに似ているという45歳の会社役員、明美さん(仮名)を選び、連絡を待つことに。数日後、非通知で着信があり、明美さんと名乗る女性と話すことができました。しかし、デートの約束を取り付けようとするも、「今日は初めてなので、約束は次以降に」と断られてしまいました。その後も何度か電話がありましたが、結局デートの約束は叶わず、最終的には「趣味が合わない」という理由で断られてしまいました。
追加料金の要求:更なる罠
美熟女から断られた翌日、運営から電話がありました。「男性は選ばれる立場なので、女性から気に入られるように頑張らないと」と言われ、別の女性を紹介するには追加料金として36300円が必要だと言われました。合計7万円近い出費を強いられる上に、本当に女性と会える保証もないため、記者は断念することにしました。
闇バイトの危険性:高額報酬の罠に注意!
今回の潜入取材で明らかになったのは、高額報酬を謳う闇バイトには多くの罠が潜んでいるということです。甘い言葉に惑わされず、安易に手を出さないように注意が必要です。 消費者センターの担当者(仮名:山田一郎氏)も「このような手口は巧妙化しており、被害は増加傾向にあります。少しでも怪しいと感じたら、すぐに相談窓口に連絡してください」と警鐘を鳴らしています。
まとめ:闇バイトに潜む危険性を認識しよう
高額報酬を謳う闇バイトには、情報提供料の請求や追加料金の要求など、様々な罠が仕掛けられています。安易に手を出さず、怪しいと感じたらすぐに相談することをお勧めします。自分自身を守るためにも、闇バイトの危険性をしっかりと認識しておきましょう。