「似合っていたはずの服が、合わなくなってきた」という悩みをアラフォー世代から伺います。歳を重ね、代謝も変われば、体重増は自然の流れ。
【写真を見る】予算3万円で変身、アラフォー男性の衝撃のビフォーアフター
ですが肉体の変化にセルフイメージが追いついかなければ、「着る服の正解を見失ってしまう」もの。のべ5000人を超えるビジネスマンの買い物に同行してきた筆者が、39歳IT系会社員のビフォーアフターを解説します。
ユニクロでアラフォー世代の悩みを解決する冬の着こなしをご覧ください。
■「好きな服が、似合う服」とは限らないワケ
先日SNSで「40歳パーカーおじさん」議論が話題になりましたが、年齢とともにアイテムの似合わせ方は変わります。というのもカジュアル味の強いアイテムほど、加齢によって、ただ袖を通すだけでは「清潔感を損なう」リスクがあるからです。
今回取材に協力してくださった霜田明寛さんは、まさにこの危機感を持つお一人でした。身長157cm・体重52キロだった18歳当時のお写真から、みずみずしさが伝わってきますし、この頃、ジャニーズ事務所のオーディションに参加されたそうです。そんな霜田さんも社会経験を積み、現在は子どもも生まれ、ライフスタイルは激変。
当時にくらべ「体重15キロ増の67キロ」という状況でしたが、洋服のサイズアップを繰り返すことで、何とか凌いでいたそうです。ところが40代を目前に控え、「子どもオジサンになっていないか、不安もあります」という発言も。
ビフォー写真を見るかぎり、服に無頓着なアラフォーさんには見えませんし、お腹が出ている印象もありませんよね。ちなみに服の選定は、ジャニーズ論の著書を2冊出版されている霜田さんらしく、「KinKi Kids堂本剛さんが、しまむらのCMで着用していたセーター」というチョイス。
まさに「好きな服を選びがち」ということで、今回は視点を変え「子育て世代のアラフォー」を意識したコーディネートを、ユニクロで提案しました。
■アラフォー男性の「効果的な」ユニクロ活用
全身3万円の予算ならば、ユニクロ活用が効果的です。骨格次第ではGUやワークマンもおすすめですが、霜田さんのように「上半身がガッチリした」体形の場合、ユニクロで着痩せできます。そしてポイントは、「サイズ表記を妄信しない」こと。