《中森明菜が六本木のディスコで意外なおねだり》「元シブがき隊」布川敏和が告白「18歳で初めて助手席に乗せたのは小泉今日子ちゃん」、“花の82年組”の意外な距離感


【貴重写真】1986年、紅白に急遽代打で出演した「シブがき隊」。つちやかおりさんとのツーショットも

 僕自身は芸能界にはまったく興味がなく、オヤジが経営していた中古車販売店を継ぐつもりでしたが、中学の友人が事務所に入りたいというので一緒に入ったのがきっかけです。

 ところが、デビューしたらすぐに忙しくなりました。「シブがき隊」として歌を出して歌番組に出て、コンサートやって、取材を受けて……。同期も華やかでした。小泉今日子さんなんてすごくかわいくて、僕ら3人とも好きになっちゃったくらい。

 18歳で免許取って、当時人気のあったトヨタ・ソアラを初めて買ったときには、助手席にキョンキョンを乗せて家まで送ったんですよ。小泉さんと会う機会はあまりなかったんだけど、そのときはたまたま誰かの誕生日パーティか何かで一緒になって、「送ってあげようか」と声をかけました。少しでも長く乗せていたくて、お台場まで思いっきり遠回りして送り届けました(笑)。

「シブがき隊」の3人で六本木のマンションで暮らし始めると、「バブルガム・ブラザーズ」のブラザー・コーンさんに六本木のディスコに連れて行かれ、六本木でよく遊ぶようになりました。アン・ルイスさんをはじめ、チェッカーズのボーカルだった藤井フミヤ君、吉川晃司……。ナンパの仕方から業界のしきたり、やってはいけないこと、などいろんなことを教えてもらいました。

 その六本木に、いつも顔を出してご飯を食べていたのが、(中森)明菜。彼女は“お嬢様”なんですよね。「ケンタッキーフライドチキンが食べたくなっちゃったなぁ」とポツッと言うもんだから、買いに走ってあげたこともありました。彼女は喜んで、タバスコを1本丸ごとチキンに振りかけて食べて「おいしい」って。最近は活動を休んでいて心配していましたが、先日、香取慎吾君のライブを観に来ていたそうだから、良かったなぁ、と思いました。



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