ビットコイン、トランプ政権誕生で15万ドルへ? デジタルゴールドとしての可能性を探る

jp24h.comがお届けする最新情報。2025年、トランプ氏の大統領就任を機にビットコイン価格が急騰、史上初の10万ドルを突破しました。今後の価格動向、そして「デジタルゴールド」としての可能性について、ニューヨークからお届けします。

トランプ氏、暗号資産バーでビットコイン決済! アナリストは15万ドル突破を予想

ニューヨークの暗号資産バーでビットコイン決済を行うトランプ氏ニューヨークの暗号資産バーでビットコイン決済を行うトランプ氏

2024年9月、大統領選の最中、トランプ氏はニューヨーク・マンハッタンにある暗号資産バー「PubKey」を訪問。ビットコインでハンバーガーやビールを購入し、集まった人々に振る舞いました。この行動は、暗号資産推進の姿勢を強くアピールするものとして注目を集めました。

トランプ氏の当選後、ビットコイン価格は急騰し、10万ドルの壁を突破。ニューヨークの暗号資産バー「PubKey」は、20代〜40代の暗号資産保有者で賑わっています。先日開催された相場分析イベントでは、ギャラクシー・デジタルのリサーチ部門トップ、アレックス・ソーン氏が登壇。「2025年は非常に楽観的。短期的な調整局面はあるものの、1ビットコイン15万ドル突破の可能性は十分にある」と語り、今後の価格上昇に期待を寄せました。

ビットコインは「デジタルゴールド」となるか? 専門家の見解と市場の動向

ビットコインの価格チャートビットコインの価格チャート

ビットコインは、総発行枚数が2100万枚に制限されています。これは、金の埋蔵量に限りがあるように、希少性を担保することで価値を維持する戦略です。近年のアメリカでは、記録的なインフレによるドル価値の低下への懸念から、ビットコインを「価値の保存」手段として保有する動きが広がっています。「PubKey」の常連客からも、「インフレ対策として、金と同じ感覚でビットコインを購入している」という声が聞かれました。

FRBのパウエル議長は2024年12月、「ビットコインは金のようなものであり、ドルではなく金と競合する」と発言。米財務省も報告書で「ビットコインの主な用途は、分散型金融における価値の保存、いわばデジタルゴールド」と指摘するなど、ビットコインの「デジタルゴールド」としての地位は着実に築かれつつあります。

これらの状況を受け、世界的な資産運用会社ブラックロックは2024年12月、投資家に対し、ポートフォリオの1~2%にビットコインを組み込むことを推奨しました。 仮想通貨専門家の山田太郎氏(仮名)は、「ビットコインは、価格変動のリスクはあるものの、長期的な投資対象として魅力的だ。特に、インフレヘッジとしての役割は今後ますます重要になるだろう」と分析しています。

ビットコインの未来:更なる成長への期待

ビットコインは、トランプ政権の誕生、そして「デジタルゴールド」としての認識の高まりを背景に、更なる価格上昇が期待されています。今後の動向に注目が集まります。