【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル西部地裁は5日、拘束・捜索令状執行の不許可を求めた、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領側の異議申し立てを棄却した。
尹大統領側はこれに反発し、最高裁に再抗告することを検討すると明らかにした。
異議申し立ての趣旨は拘束・捜索の不許可を求めたもので、棄却が令状の適法を意味するものではないと主張した。
ソウル西部地裁は先月31日、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が内乱首謀と職権乱用権利行使妨害の容疑で請求した尹大統領の拘束令状などを発付した。
尹大統領側は「捜査権のない捜査機関が請求し発付された拘束令状と家宅捜索令状は法律違反であり無効」と指摘。2日に令状を発付したソウル西部地裁に令状執行の不許可を求めて異議申し立てを行った。
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