韓国の尹錫悦大統領に対する拘束令状の期限が6日に迫る中、5日はこれまでのところ身柄拘束に向けた動きはありません。
ソウルでは5日朝、大雪注意報が出される中、公邸前には尹大統領の支持者らが寒さをしのぎながら集まる姿がありました。
合同捜査本部は3日午前8時過ぎに捜査員らが大統領公邸の敷地に入り、尹大統領の身柄拘束を試みましたが、「大統領警護庁」側の抵抗に遭い安全上の理由から令状の執行を中止しました。
5日はこれまでのところ目立った動きはありませんが、拘束令状の有効期限は6日までで、韓国メディアはそれまでに令状の執行に再び乗り出す可能性があると報じています。
合同捜査本部は大統領警護庁が警護を続ける限り、令状の執行は不可能だとして、大統領の職務を代行するチェ・サンモク副首相に対し大統領警護庁が執行に協力するよう指示することを求める文書を4日に再送付したと発表しました。
フジテレビ,国際取材部