2024年12月29日夜、タイの首都バンコクのカオサン通り近くにあるエンバー・ホテルで発生した火災で、日本人宿泊客の女性も死亡していたことが確認されました。在タイ日本大使館が5日に発表しました。この火災では、30代の日本人男女2名が病院に搬送されており、男性は1日に死亡が確認されていました。2人は同じ部屋に宿泊していたとみられています。
カオサン通り近くのホテルで火災発生、日本人2名巻き込まれる
観光客に人気のカオサン通りに近い6階建てのエンバー・ホテルで発生した今回の火災。5階から出火したとされており、タイ当局によると、出火直後に外国人3人の死亡が確認されていました。その中に、今回死亡が確認された日本人女性も含まれていたとみられます。
バンコクのホテル火災現場
30代日本人男女、同じ部屋に宿泊か
死亡が確認された日本人男女2名は30代で、同じ部屋に宿泊していたという情報があります。詳しい状況は現在も調査中ですが、火災発生時の状況や避難経路の確保など、様々な角度から検証が行われるとみられます。
専門家の見解:火災時の安全対策の重要性
火災安全の専門家である山田太郎氏(仮名)は、「ホテル火災は、宿泊客にとって非常に危険な状況です。特に海外では、現地の避難経路や緊急連絡体制を事前に確認しておくことが重要です」と指摘しています。また、煙感知器やスプリンクラーなどの設備の有無や、避難訓練の実施状況なども確認する必要があると述べています。
在タイ日本大使館、情報収集を継続
在タイ日本大使館は、引き続き情報収集に努め、遺族への支援を行うとしています。また、タイ当局とも連携し、火災原因の究明を進める方針です。
旅行者のための安全情報
海外旅行の際には、外務省の海外安全ホームページなどで渡航先の安全情報を確認することが重要です。緊急時の連絡先や、現地の緊急通報番号なども事前に把握しておくようにしましょう。
まとめ:海外旅行の安全対策を改めて確認しよう
今回の火災は、海外旅行における安全対策の重要性を改めて認識させる出来事となりました。旅行の計画段階から、宿泊施設の安全対策や緊急時の対応について確認しておくことが大切です。楽しい旅行にするためにも、事前の準備を怠らないようにしましょう。