【元オリンピアン奥野史子さん伝授】更年期を笑顔で乗り切る秘訣!

更年期は、多くの女性にとって人生の大きな転換期。体の変化とともに、心も揺れ動く時期ですよね。今回は、元シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)日本代表の奥野史子さんが、ご自身の更年期体験と、それを乗り越えた秘訣を語ってくださいました。輝く笑顔の裏には、どんな工夫があったのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

更年期の症状と向き合う

奥野さんも50代に差し掛かり、更年期症状に悩まされた一人。特に辛かったのは、突然襲ってくる動悸だったそうです。朝起きた瞬間、心臓がドキドキと高鳴り、大量の汗が吹き出すことも。「もしかして心臓に何か異常が?」と不安になり、内科を受診するも異常なし。漢方を試しても改善せず、途方に暮れていたそうです。

alt=奥野史子さん、笑顔でインタビューに答える様子。alt=奥野史子さん、笑顔でインタビューに答える様子。

長年、妊娠・出産でお世話になっていた産婦人科医に相談したところ、更年期による症状であることが判明。ホルモン補充療法を開始した結果、劇的な改善が見られたといいます。更年期障害は、自分だけで抱え込まず、専門医に相談することが大切ですね。

メンタルの波に乗りこなし、笑顔で過ごす秘訣

動悸に加えて、メンタルの不安定さにも悩まされた奥野さん。イライラしたり、気分が落ち込んだりする日々が続いたそうです。ちょうど世界水泳連盟組織の要職に就いた時期でもあり、仕事のストレスなのか、更年期の影響なのか、見極めるのが難しかったといいます。

ホルモン補充療法で動悸が落ち着くと同時に、メンタル面も安定を取り戻し始めた奥野さん。「更年期だから」と諦めずに、適切な治療を受けることで、心身のバランスを取り戻せることを実感したそうです。

ストレスとの上手な付き合い方

更年期は、ホルモンバランスの乱れだけでなく、環境の変化やライフステージの変化も重なり、ストレスを感じやすい時期。奥野さんは、自身の経験から、ストレスを溜め込まず、上手に発散することの大切さを学んだといいます。例えば、軽い運動や趣味の時間を楽しむ、友人と語り合うなど、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることが大切です。

更年期をポジティブに過ごすために

更年期は、誰しもが経験する自然な体の変化。奥野さんのように、更年期を前向きに捉え、自分らしく輝く女性はたくさんいます。更年期に関する正しい知識を身につけ、専門医のサポートを受けながら、心身ともに健康な毎日を送りましょう。

専門家の声

更年期専門医の佐藤先生(仮名)は、「更年期の症状は個人差が大きく、症状が軽い人もいれば、日常生活に支障が出るほど辛い人もいます。一人で悩まず、気軽に医療機関に相談することが大切です」とアドバイスしています。

更年期は、人生の新たなステージの始まり。笑顔で、そして自分らしく輝き続けるために、今日からできることを始めてみませんか?