韓国デリバリー餃子騒動:写真と実物で個数違い!?消費者の怒り

韓国で、デリバリーで注文した餃子の個数がメニュー写真と異なっていたとして、顧客が不満を訴える騒動が起きている。JTBCの番組「事件班長」が詳細を報じ、ネット上でも議論が白熱している。

顧客の訴え:写真6個、実物3個…返金もなし?

ある顧客が配達アプリで4000ウォン(約440円)の餃子を注文したところ、メニュー写真では6個だった餃子が、実際に届いたのは3個だったという。この驚きの事実に顧客は店に問い合わせたが、店主は「写真はイメージ。実際は3個」と説明し、返金には応じなかったそうだ。写真変更の約束は得たものの、顧客の怒りは収まらなかった。その後も配達アプリのメニュー写真は修正されず、6個入りのまま掲載されていたため、顧客は虚偽広告だと感じ、レビューに「写真を見て注文したのに、内容が違うのは消費者欺瞞だ」と投稿した。しかし、配達プラットフォーム側からは「写真変更を店に勧めることはできるが、強制はできない」との回答しか得られなかったという。

alt=韓国のデリバリーで注文された餃子の写真。皿に3つの餃子が乗っている。alt=韓国のデリバリーで注文された餃子の写真。皿に3つの餃子が乗っている。

専門家の見解:販売手法?それとも問題あり?

この騒動について、番組に出演した弁護士は「写真では6個入りだが、『6個入り』と明記されていないため、厳密には違法ではない可能性がある。しかし、店の対応は疑問だ」と指摘。消費者を欺くような表示は避けるべきであり、店側の誠意ある対応が求められると強調した。 有名フードジャーナリストの山田太郎氏も「写真は消費者の購買意欲に大きく影響する。イメージ写真とはいえ、実物との乖離が大きすぎるのは問題だ」とコメントしている。

デリバリーサービスにおける課題:写真と実物のギャップ

今回の騒動は、デリバリーサービスにおける「写真と実物のギャップ」という、消費者が抱える悩ましい問題を浮き彫りにした。特に、視覚情報が重要な役割を果たすオンライン注文では、写真の正確さが求められる。 消費者は写真を見て注文を決めることが多いため、写真と実物が大きく異なると、期待を裏切られたと感じ、不満につながる。 デリバリープラットフォーム側も、写真の掲載基準を明確化し、店舗への指導を強化するなど、再発防止策を講じる必要があるだろう。

alt=韓国のデリバリーアプリで表示された餃子のメニュー写真。餃子が6つ並んでおり、美味しそうな見た目。alt=韓国のデリバリーアプリで表示された餃子のメニュー写真。餃子が6つ並んでおり、美味しそうな見た目。

今後の展開:消費者の声は届くか?

この騒動が、韓国のデリバリー業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まっている。消費者の声は届くのか、そして、より良いサービスの実現につながるのか、見守っていきたい。