安東弘樹アナウンサーが、自身のインスタグラムで父親の訃報を報告しました。音楽に生涯を捧げた父の人生、そして息子への影響とは?この記事では、安東アナの言葉を通して、その感動的な物語を紐解いていきます。
音楽への情熱を貫いた父の人生
安東アナの父、安東裕躬氏は、音響メーカーへの就職を経て、音楽への情熱を諦めきれず広島の音楽大学に入学。その後、幼い安東アナ兄弟を連れ、スペインの王立音楽院へ留学するという大胆な決断をしました。5歳から6歳だった安東アナにとって、異国の地での生活は驚きと刺激に満ちた貴重な経験となり、彼の人間形成に大きな影響を与えたといいます。帰国後は大学で教鞭をとりながら、オーケストラ指導、指揮者、幼稚園の理事など、多岐にわたる活動を展開しました。
安東弘樹アナウンサーの父、安東裕躬氏
親子二代に渡る音楽の道
驚くべきことに、安東氏の異母弟もまた、父と同じ道を辿ることになります。大学卒業後、一般企業に就職したのち、キーボーディストとしてプロのミュージシャンに転身。現在ではKREVAさんや杉山清貴さんのサポートメンバーとして活躍しているそうです。安東アナ自身は異なる道に進みましたが、親子二代に渡る音楽への情熱に、深い感慨を抱いていると語っています。
幼少期の両親の離婚、そして再婚後の父との関係
安東アナは幼少期に両親が離婚し、母方に引き取られました。しかし、母は子どもたちの苗字を父の姓である「安東」のままにしてくれたことに感謝していると述べています。その後、父は再婚し、新たな家庭を築きます。安東アナは30年ほど前から父の家族とも良好な関係を築いてきたことを明かしました。
安東弘樹アナウンサーと父親の葬儀
穏やかな最期
父は最期、奥様に看取られ、安らかに息を引き取ったそうです。再婚後の父は幸せな人生を送っていたのだと、安東アナは信じています。横須賀の自宅近くのカトリック教会で行われた葬儀(ミサ)には、多くの参列者が訪れ、故人を偲びました。
故人を偲ぶ安東アナの想い
安東アナはインスタグラムで、父への感謝の気持ち、そして葬儀に参列してくれた人々への感謝の言葉を綴っています。音楽に情熱を注ぎ、波乱万丈ながらも充実した人生を送った父の姿は、多くの人々の心に響くことでしょう。
この記事を読んで、少しでも心に響くものがあれば幸いです。ぜひ、あなたの周りの大切な人との時間を大切に過ごしてください。