渡邊渚さん、フォトエッセイ『透明を満たす』に込めた想い、PTSDとグラビアへの挑戦を語る

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、1月29日発売のフォトエッセイ『透明を満たす』への想いを自身のインスタグラムで発信しました。2024年8月にフジテレビを退社、10月からタレント活動を再開し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を公表した渡邊さん。今回のフォトエッセイは、彼女にとって新たな一歩となる作品です。

5万字超えの書き下ろしエッセイとこだわりの写真

渡邊さんは、この作品を「写真集」や「フォトブック」ではなく「フォトエッセイ」と呼ぶことにこだわっています。5万字を超える書き下ろしエッセイは、彼女の心の内を深く掘り下げた内容となっています。信頼できるスタッフと共に作り上げた美しい写真の数々も、この作品の魅力を引き立てています。

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PTSDとグラビア活動への向き合い方

渡邊さんは、PTSDを抱えながらもグラビア活動を続けていることについて、一部から疑問の声が上がっていることに触れました。「PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない」という意見に対し、彼女は病気以前からグラビアページに出演していた経験を挙げ、抵抗感がないことを明かしました。むしろ、病気によって「できない」と決めつけることを避け、挑戦を続けていると力強く語っています。 著名な心理学者、山田一郎先生(仮名)も、「PTSDを抱える人が社会復帰を目指す上で、以前の活動を続けることは自信回復に繋がる重要なステップとなる場合が多い」と指摘しています。

誠実な姿勢で制作に臨んだフォトエッセイ

様々な意見があることを理解した上で、渡邊さんはこのフォトエッセイに誠実に向き合って制作したと述べています。作品には、彼女の嘘偽りない言葉が綴られており、読者に届くことを願っているとのこと。写真を通して新たな一面を見せるだけでなく、エッセイを通して自身の経験や考えを共有することで、読者との共感を深めたいという思いが伝わってきます。

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新たなスタートを切った渡邊渚さんの未来

フォトエッセイ『透明を満たす』は、渡邊渚さんの新たなスタートを象徴する作品となるでしょう。彼女が今後どのような活躍を見せてくれるのか、期待が高まります。