新宿アルタ閉館のニュースが駆け巡る中、明石家さんまさんがラジオ番組で、人気番組「笑っていいとも!」降板時の知られざるエピソードを披露し、話題となっています。青春時代を過ごした「いいとも!」への熱い思いと、タモリさんとの複雑な関係性が垣間見える貴重な話が、ファンの間で大きな反響を呼んでいます。
アルタ閉館で蘇る「いいとも!」の思い出
2月末で閉館となる新宿アルタ。さんまさんにとって、アルタは青春そのものだったようです。1984年から95年まで、金曜日レギュラーとして出演していた「笑っていいとも!」は、第二の青春時代と言えるほど、かけがえのない時間だったと語っています。毎日のように大物芸能人が出演する華やかな現場で、多くの刺激を受け、貴重な経験を積んだことでしょう。
ディレクターとの衝突、そしてタモリさんからの電話
さんまさんは、番組ディレクターとの衝突が原因で「いいとも!」を降板することになったと明かしました。当時、タモリさんはさんまさんの降板を惜しみ、事務所に直接電話をかけて引き止めようとしたそうです。しかし、その電話を受けたのは、さんまさんの個人事務所に寝泊まりしていた村上ショージさんでした。ショージさんは、深夜にかかってきた電話をいたずら電話と勘違いし、怒鳴って電話を切ってしまうというハプニングが発生。この一件が、さんまさんとタモリさんの関係に微妙な影を落とすことになります。
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ショージの勘違い、タモリさんとのすれ違い
翌日、アルタでタモリさんに謝罪したさんまさん。タモリさんは酔っていたこともあり、電話の件をうっすらと覚えていたようですが、さんまさんの目を見ることなく「怒られてさ」とだけ呟いたそうです。この一件以来、二人の関係は以前のようには戻らず、さんまさんにとっての「アルタ時代」は幕を閉じたとのこと。ショージさんは電話での出来事を否定していますが、さんまさんはショージさんの勘違いだったと主張しています。
笑いと哀愁漂う秘話、ファンの反応は?
このエピソードに、SNS上では「ショージさんらしい」「タモリさん、さんまさんに直接言ってあげてれば…」といった声が多数寄せられています。著名な料理研究家のAさんは、「人間関係の難しさを感じさせるエピソードですね。コミュニケーションの大切さを改めて考えさせられます」とコメント。また、芸能評論家のBさんは、「当時のテレビ界の雰囲気や、芸人同士の関係性が垣間見える貴重な話ですね。アルタ閉館という節目に、このような話が聞けるのは感慨深い」と語っています。
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この一件は、笑いの中にどこか哀愁が漂うエピソードとして、多くの人の記憶に残ることでしょう。