元フジテレビアナウンサーで、現在は同局の顧問弁護士を務める菊間千乃氏の発言に対し、実業家の堀江貴文氏が自身のYouTubeチャンネルで疑問を呈しました。菊間氏の発言は、中居正広氏の女性トラブル報道に関するフジテレビの対応についてのもので、堀江氏は「身内意識が強いのでは?」と指摘しています。
菊間氏の発言と堀江氏の批判
1月19日、堀江氏は自身のYouTubeチャンネルで、菊間氏がTBS系の情報番組『新・情報7days ニュースキャスター』に出演した際の発言について言及しました。番組では、中居正広氏の女性トラブル報道を受け、フジテレビの港浩一社長が会見を開いた件が取り上げられました。その際、菊間氏は「今回の件、私は特にご相談は受けてないんですけど……」と発言。さらに、「アナウンサーのOBとしては、誰かと食事に行ったことでレギュラーを取るとか、そんな仕事じゃないですよ」と指摘しました。
菊間千乃氏
堀江氏は、この菊間氏の発言に対し、「『私関係ないです』みたいな感じになってんの、笑えるな」と批判。弁護士の紀藤正樹氏がX(旧Twitter)で、菊間氏の発言は守秘義務違反の可能性があると指摘したことに触れ、「相談を受けてないってことも含めて、秘密バラしちゃっていいんですかっていう」と同意を示しました。
堀江氏「経営陣が悪いことしてるんだったら、顧問弁護士として居住まいを正すべき」
堀江氏はさらに、「結局、僕、結構身内意識なのかなっていう風に思いました」と菊間氏の姿勢に疑問を呈しました。「同僚のアナウンサーが、『性接待みたいなことはしてないんです』っていうようなことをずっとおっしゃられてたみたいなんですけれども、身内をかばうのもいいんですけど、ちゃんとその経営陣が悪いことしてるんだったら、顧問弁護士として、まぁ居住まいを正すというか、そういったこともお話ししたほうがいいんじゃないかな」と持論を展開しました。
弁護士としての責任
堀江氏は、菊間氏が顧問弁護士として、フジテレビの経営陣に対して適切な助言を行うべきだったと主張しています。企業の顧問弁護士は、企業の利益を守るだけでなく、法令遵守の観点からも助言を行う責任があります。もし経営陣に問題があれば、それを指摘し、改善を促すことが求められます。 例えば、架空の法律専門家、山田一郎弁護士は「顧問弁護士は、クライアント企業のコンプライアンスを守る上で重要な役割を担っています。特に、不祥事発生時には、事実関係を把握し、適切な対応策を助言することが不可欠です」と述べています。
まとめ
堀江氏の指摘は、企業の顧問弁護士としての役割について改めて考えさせるものです。菊間氏の発言の真意は不明ですが、堀江氏の批判は、企業倫理やコンプライアンスの重要性を改めて浮き彫りにしました。今後、フジテレビがどのように対応していくのか注目が集まります。