トランプ米大統領は22日、ワシントン国立大聖堂のマリアン・エドガー・バッディ主教から、移民を保護し、性的マイノリティーの権利を尊重するよう促されたことを受けて、「主教とやら」は国民に謝罪する義務があると投稿した。
同大統領は前日、マリアン・エドガー・バッディ主教から、移民を保護し、性的マイノリティーの権利を尊重するよう促された。
「大統領、最後にもう一度お願いがあります。何百万人もの人々が大統領を信頼している。昨日大統領が国民に語ったように、大統領は慈悲深い神の摂理を感じています。神の名において、今恐怖に怯えている国民に慈悲を与えてほしい」
トランプ氏は式典中、不機嫌そうだった。式典後に感想を求められた際も、司教の発言を一蹴した。
トランプ氏は深夜になってSNSに司教は「陰険な口調」で、発言は不適切なものだったと投稿した。
式典の前日に行われた大統領就任演説で、トランプ氏は米国には男女2つの性別しかないと宣言。また移民を厳しく取り締まる大統領令に署名していた。