トランプ氏、「慈悲の心」説いた司教に謝罪要求 移民や性的マイノリティーの保護求められ


同大統領は前日、マリアン・エドガー・バッディ主教から、移民を保護し、性的マイノリティーの権利を尊重するよう促された。

「大統領、最後にもう一度お願いがあります。何百万人もの人々が大統領を信頼している。昨日大統領が国民に語ったように、大統領は慈悲深い神の摂理を感じています。神の名において、今恐怖に怯えている国民に慈悲を与えてほしい」

トランプ氏は式典中、不機嫌そうだった。式典後に感想を求められた際も、司教の発言を一蹴した。

トランプ氏は深夜になってSNSに司教は「陰険な口調」で、発言は不適切なものだったと投稿した。

式典の前日に行われた大統領就任演説で、トランプ氏は米国には男女2つの性別しかないと宣言。また移民を厳しく取り締まる大統領令に署名していた。



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