大雪に寒波、旧正月連休の長い雪の帰省道…各地で玉突き事故、約50人負傷=韓国


京釜(キョンブ)高速道路の釜山(プサン)方面天安(チョナン)IC~天安分岐点(JC)区間でこの日午後12時51分ごろに乗用車と高速バス2台が絡む玉突き事故が発生した。

この事故で3人が大きくけがして病院に運ばれて治療を受けているが、命には別状はないことが分かった。バスの乗客ら32人が軽傷を負うなど合計35人が負傷した。京釜高速道路の釜山方面は一時激しい渋滞となった。

警察は雪道で2車線を走行中だった乗用車がバスレーンに割り込み、後方から来たバスがこの乗用車に追突した後、他のバスも相次いで衝突したとみている。

江原道原州市加峴洞(カンウォンド・ウォンジュシ・カヒョンドン)の嶺東(ヨンドン)高速道路の江陵(カンヌン)方面原州(ウォンジュ)IC付近では午前11時20分ごろにバスと乗用車が衝突するなど10台が絡む玉突き事故が発生した。この事故で乗用車の50代ドライバーAさんら2人が大きくけがをしたほか、バスの乗客7人らが軽傷を負って病院で治療を受けている。

事故収拾のために一帯の通行が全面的に遮断されて1時間ほど深刻な渋滞が発生した。原州市は文幕(ムンマク)ICからは国道を使って迂回するように呼びかける安全メッセージを発出した。

寧越郡北面(ヨンウォルグン・プッミョン)では午後12時20分ごろトラックが3メートル下に転落してドライバーがけがをするなど江原地域各地で大小の交通事故が発生した。午後3時まで江原消防本部には約10件の事故の通報が入った。

慶尚北道尚州市化南面(キョンブクド・サンジュシ・ファナムミョン)の唐津盈徳(タンジン・ヨンドク)高速道路の清州(チョンジュ)方面48キロメートル地点でも午前11時ごろに28台が絡む玉突き事故が発生した。同じ時間帯に1キロメートルほど離れた47キロメートル地点でも4台の玉突き事故が発生した。

これらの事故で48キロメートル地点では12人、47キロメートル地点では3人など合計15人が軽傷を負ったことが把握された。韓国道路公社は事故の余波で一時尚州市化西面(ファソミョン)化西ICに進入する車両を国道に迂回案内する措置を取った。

警察関係者は「この2つの事故はともに雪道でのスリップが原因になったとみられる」とし「事故以降、現場から抜け出した車もあり、正確な事故内容については追加の調査が必要だ」と説明した。



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