ANA、降下中の揺れでCA骨折 ロサンゼルス行きNH106便


 NH106便は乗客185人(幼児1人含む)と乗員11人(パイロット3人、客室乗務員8人)の計196人を乗せ、8日午前1時9分に羽田を出発。機体が揺れたのはロサンゼルス空港から北西約100キロの高度約1万4000フィート(4267.2メートル)上空で、シートベルトサインが点灯し、客室乗務員が安全確認中に遭遇した。

 けがをした客室乗務員は身体が浮き上がり、床に臀部から着地。ロサンゼルスへ到着後、現地の病院では仙骨挫傷の診断を受けたものの、日本帰着後の10日に再診し、尾骨骨折の診断を受けた。24日には別の医療機関でMRI検査を受診し、27日に尾骨骨折との診断を受けた。

 このほかの客室乗務員4人も、打ち身やかすり傷などを負った。このうち3人は現地の病院を受診し、帰国後も再診を受けたものの、骨折していないと診断された。残りの1人も日本帰着後に受診し、骨折していないと診断された。

 詳しい原因は、現在調査中だという。

Yusuke KOHASE



Source link