マンホールカード「転売」止まらず、印刷ミスは6万円以上の高値も…自治体が無料配布・1人1枚なのに服を着替えて何度も


■高値で取引

 市は昨年5月、バンダイナムコグループと協力し、人気アニメ「機動戦士ガンダム」と市特産のブドウを描いたマンホール蓋を設置。同7月、同じデザインのカード1万枚以上を用意し、「1人1枚」で配布し始めた。

 フリマサイトでは、全国各地のカードが出品されている。多くは1枚数百円程度だが、初期生産分に付される通し番号「1番」のカードは希少性があるとして高値で取引される。珍しい印刷ミスがあるという大阪市のカードは、6万円以上で売られている。

■チェック難しく

 自治体がデザインなどを申請し、1ロット(2000枚)4万9500円で仕入れる仕組みで、2016年以降、全国700以上の自治体などが1000種類以上を無料配布してきた。

 現地に足を運ばなければ入手できない希少性や、地域性豊かなデザインがコレクターに人気となり、近年は新カード発行時、1日1000人以上が訪れることもあるという。



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