韓国・釜山空港でエアプサン機が出火!乗客176人全員無事避難

エアプサン機、離陸直前に火災発生! 1月28日深夜、韓国南部の釜山国際空港で、香港行きのエアプサン機から出火するという事態が発生しました。搭乗していた乗客169名と乗員7名は緊急脱出に成功し、全員無事避難することができました。

緊迫の脱出劇、3名の軽傷者

エアバスA321型機である当該機は、離陸準備を進めていたところ、機体後部から出火。乗客乗員は脱出シュートを使って避難しましたが、その際に3名が軽傷を負いました。幸いにも重傷者はなく、関係者一同胸をなでおろしました。火災は約1時間後に鎮火され、現在原因を調査中です。

釜山空港で出火したエアプサン機釜山空港で出火したエアプサン機

1ヶ月前の済州航空機墜落事故の記憶も新たに

今回の火災は、1ヶ月前に韓国南部の務安国際空港で発生した済州航空機墜落事故の記憶も新しい中で起こりました。済州航空の事故では、乗員乗客181名のうち179名が亡くなるという痛ましい結果となりました。

済州航空機墜落事故の原因は?

27日に公表された報告書によると、墜落したボーイング737-800型機のエンジンにバードストライクの痕跡が確認されたとのことです。車輪が出ないまま胴体着陸を試みたものの、滑走路の構造物に激突し炎上したとされています。航空安全の重要性を改めて認識させられる出来事でした。

済州航空機墜落事故済州航空機墜落事故

エアプサン機の火災原因究明が急務

今回のエアプサン機の火災原因については、現在調査が進められています。一刻も早い原因究明と再発防止策の確立が求められます。航空機の安全運航は、利用者にとってはもちろんのこと、航空会社にとっても最重要課題です。今回の事故を教訓に、更なる安全対策の強化が期待されます。

まとめ:航空安全への意識を高める機会に

釜山空港でのエアプサン機出火は、大きな惨事には至らなかったものの、航空安全の重要性を改めて私たちに突きつけました。関係機関による迅速な原因究明と再発防止策の確立が待たれます。