茂木外相、12月中旬訪露へ調整 露外相と会談

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茂木敏充外相(鴨川一也撮影)

茂木敏充外相(鴨川一也撮影)

 日露両政府が平和条約締結交渉の進展に向け、茂木敏充外相とラブロフ外相の会談を12月中旬にモスクワで行う方向で調整していることが2日、分かった。条約締結をめぐる両氏の事実上の初協議となる。日露外交筋が明らかにした。

 平和条約締結をめぐっては、昨年11月に安倍晋三首相とプーチン大統領が交渉加速化で合意したが、その後もロシア側は軟化の姿勢を見せておらず、膠着(こうちゃく)状態を打開できるかが焦点だ。

 茂木氏が12月15、16両日にスペインの首都マドリードで開かれるアジア欧州会議(ASEM)外相会合に出席後、モスクワを訪れる案を軸に日程を調整。モスクワでの外相会談を数時間の「濃密な会談」(外務省幹部)としたい考えだ。

 ただ、ロシア側は今年1月の国家安全保障会議で「交渉を急がず、日本側のペースで進めない」との交渉方針を機関決定した。現在まで、交渉に目立った進展はみられない。

 一方、相次ぐ閣僚の辞任で、臨時国会の最大の焦点となっている日米貿易協定の承認案の審議日程がずれ込んでいる。12月9日までの会期が延長された場合は、訪露日程を再調整する可能性がある。

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