スウェーデンで見つけた日本の魅力:妖怪から漫画まで!日本文化旋風をリポート

スウェーデンと日本の距離がますます縮まっていることをご存知でしょうか?ANAの直行便就航で、日本への旅がより身近になりました。今回は、スウェーデン在住経験のある私が、現地で体感した驚くべき日本文化ブームについてお届けします。スウェーデンで妖怪展が開催されたり、日本の漫画が書店に並んだり…その熱気をぜひ感じてください!

スウェーデンの街角で出会う日本文化

スウェーデンの人々の日本への関心は、近年ますます高まっているように感じます。スーパーのレジ係の方やレストランの店員さんからも「いつか日本に行ってみたい」という声をよく耳にするようになりました。SNSの影響もあり、日本の文化や生活様式への理解も深まっているようです。

alt="スウェーデンで開催された日本の妖怪展の様子。展示されている妖怪の絵図に見入る来場者たち。"alt="スウェーデンで開催された日本の妖怪展の様子。展示されている妖怪の絵図に見入る来場者たち。"

私がスウェーデンで暮らしていた頃は、「日本人はまだ着物を着ているの?」といった質問を受けることもありました。しかし、今では街のあちこちで日本文化に触れる機会が増え、人々の認識も大きく変わってきたと感じます。

SF書店で見つけた日本の漫画コーナー

ストックホルムの旧市街、ガムラスタンにある「Science Fiction Bokhandeln」というSF専門書店をご存知ですか?コアな映画ファンやフィギュアコレクターが集まるこの書店には、日本の漫画コーナーもあるんです!

alt="スウェーデンのSF書店にある日本の漫画コーナー。ワンピースやデスノートなど、人気作品がスウェーデン語や英語で翻訳され、棚に並んでいる。"alt="スウェーデンのSF書店にある日本の漫画コーナー。ワンピースやデスノートなど、人気作品がスウェーデン語や英語で翻訳され、棚に並んでいる。"

「ワンピース」や「デスノート」といった人気作品はもちろん、可愛らしい絵柄の漫画まで、幅広いジャンルの作品がスウェーデン語や英語に翻訳されて並んでいます。スウェーデンでは小学校3年生から英語教育が始まるため、多くの人が英語で漫画を楽しめるのも人気の理由かもしれません。

スウェーデンの子どもたちのおもちゃには、「メイド・イン・ジャパン」と書かれたものがたくさんあります。日本の漫画人気も相まって、日本製品への信頼感も高まっているようです。例えば、おもちゃメーカー専門家の山田一郎さん(仮名)は、「日本の高い品質管理と安全基準は、世界中の親御さんから高く評価されています」と語っています。

日本文化の魅力を再発見

スウェーデンでの日本文化ブームは、私にとって嬉しい驚きでした。遠い北欧の地で、日本の文化がこれほどまでに愛されていることを実感し、改めてその魅力に気付かされました。これからも、日本とスウェーデンの文化交流がさらに深まることを願っています。