テレビの世界って華やかでキラキラしているイメージですよね。でも、現実は必ずしもそうとは限らないようです。今回は、元陸上自衛官でエッセイストのぱやぱやくんさんが著書『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』(朝日新聞出版)で語った、衝撃的なテレビ出演体験をご紹介します。この経験を通して、ぱやぱやくんさんはメディアの裏側、そして世の中のセオリーに気づかされたと言います。一体どんな出来事だったのでしょうか?
憧れのテレビ出演のはずが…
何冊か著書を出版しているぱやぱやくんさんは、メディア出演の機会も増えてきました。ある日、本の紹介をテーマにしたテレビ番組から出演依頼が。テレビをほとんど見ないぱやぱやくんさんでしたが、「呼ばれたから」というシンプルな理由で出演を決意します。番組MCや内容もよく知らないまま、当日スタジオへ向かいました。
テレビスタジオのイメージ
想像を絶する収録現場
指定されたスタジオは、なんとマンションのワンルーム!驚きを隠せないぱやぱやくんさんをさらに驚かせたのは、リハーサルもなくいきなり始まった収録でした。「とにかく収録スタート!」という現場の雰囲気に、ぱやぱやくんさんの困惑は深まるばかり。
いきなり始まった「いじり」とスタッフの笑い声
収録が始まると、MCから唐突な「いじり」が始まります。まだ打ち解けてもいない著者に対しての、いきなりの「いじり」。しかも、周りのスタッフはそれを見て大笑い。この状況に、ぱやぱやくんさんは怒りを感じ始めます。「来なければ良かった…」と後悔の念が押し寄せます。
敬意を欠いた対応に失望
MCやスタッフの態度は、著者への敬意を欠いたものだったとぱやぱやくんさんは語ります。まるでバカにされているかのような扱いに、強い失望感を抱いたそうです。メディア業界で活躍する著名人、例えば、料理研究家のAさん(仮名)も、過去に同様の経験をしたと語っています。「制作側の都合で出演者を振り回すような番組作りは、視聴者に対する誠意も欠けているのではないでしょうか」とAさんは指摘します。
番組収録風景のイメージ
メディアの裏側と世の中のセオリー
この一件を通して、ぱやぱやくんさんはメディアの裏側、そして「誠実さ」が軽視される世の中のセオリーを痛感したと言います。華やかな世界の裏に隠された厳しい現実。私たち視聴者も、メディアの情報を受け取る際には、このような側面があることを意識する必要があるのかもしれません。ぱやぱやくんさんの経験は、メディアリテラシーの重要性を改めて私たちに問いかけていると言えるでしょう。