ブラック企業で働くモフ田くんが、ある朝猫の姿で目覚めるという不思議な物語。過酷な労働環境にもめげず、猫の姿で出社を続けるモフ田くん。すると、会社は徐々に変化し始め、ついにホワイト企業へと生まれ変わります。今回は、ホワイト企業で働く猫社員たちの日常を描いた心温まるエピソードをご紹介します。
猫社員の会議風景:キャットフード開発に奮闘!
ホワイト企業となった会社で、モフ田くんと先輩のシバ山先輩は、キャットフード開発の会議に参加しています。目指すは、「美味しさ」と「健康」を両立させた最上級フード。
alt="猫社員のモフ田くんとシバ山先輩がキャットフード開発の会議に参加している様子。真剣な表情で意見を交換している。"
「大自然の恵みを感じさせるナチュラルなフード」や「食べたら肉体改造できるフード」など、様々なキャッチコピー案が飛び交う中、モフ田くんは「残業で疲れていても、これを食べたら元気が出る!」という、ブラック企業時代の名残を感じさせる案を提案。
ポスター案でまさかの展開!?シバ山先輩の意外な一面
会議中、モフ田くんが作成したポスター案をシバ山先輩に提出。シバ山先輩は喜びますが、ポスターの内容を見て表情が一変します。一体何が描かれていたのでしょうか?
ホワイト企業で変化したシバ山先輩の人柄
ブラック企業時代は厳しかったシバ山先輩ですが、ホワイト企業になってからは優しく、丸くなった一面を見せます。ライフワークバランスが整い、睡眠も十分に取れるようになったおかげでしょう。ブラック時代とのギャップが、読者の心を掴みます。
作者・清水めりぃさんへのインタビュー:創作秘話とこだわり
作者の清水めりぃさんは、自身のブラック企業での経験を元に、この物語を創作したと語ります。ホワイト企業編では、猫社員たちの活躍だけでなく、シバ山先輩の心の変化にも注目してほしいとのこと。
ストーリーの着想:連想ゲームで広がる世界観
清水さんは、連想ゲームのようにストーリーを組み立てていくそうです。「友人」という言葉から、作中のキャラクターであるハチくんと鴨くんを連想し、「鳥」という言葉を付け加えることで、2人が鳥に対してどのように反応するのかを想像していく、といった方法で物語を展開させています。
飼い猫が作画協力!?愛猫への愛情が作品に息づく
清水さんは、飼い猫のめめちゃんとりんちゃんを作画の参考にしているそうです。猫の肉球や毛並みの描写など、細部にまでこだわった表現は、愛猫家ならではの視点と言えるでしょう。長毛種のくろべぇくんのモデルはめめちゃん、短毛種のモフ田くんたちのモデルはりんちゃんとのこと。
まとめ:猫社員と働くホワイト企業の理想郷
猫社員たちが活躍するホワイト企業。それは、誰もが憧れる理想の職場かもしれません。ブラック企業からホワイト企業への変化、そして猫社員たちの心温まる物語は、読者に癒しと希望を与えてくれます。ぜひ、コミック『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話(※なお今はホワイト)』で、彼らの活躍をご覧ください。