《いったい何が……》急逝した”こじるり”夫が目指した「温浴施設のDX化」と「会員制サウナの運営」


“こじるり”は中国進出目前に「電撃結婚」

小島さんはグラビアアイドルとしての活躍はもちろん、明るいキャラクターや抜群のトーク力を活かし、MCとしても人気を博していた。選挙特番や情報番組などに出演し、物おじしない姿を見せることも少なくなかった。

そんな小島さんだが、私生活は2022年8月に中国での活動を視野に入れていることを発表し、2023年から中国の大学に留学する予定であることを明かしていた。

だが、実際には留学せず、所属事務所だったホリプロを退社した1か月後の2023年3月に「電撃結婚」したのだ。

サウナブームにのって起業

小島さんの夫は大学卒業後、料理動画アプリの会社でWEBマーケターを経て、2017年にはインターネット動画広告会社を共同創業した。その後、2020年10月に現在の会社を立ち上げた。若手実業家としても期待されており、多い時で10名程度の従業員を抱えていたとみられる。

「小島さんの夫はサウナ業界に精通し、立ち上げた事業は注目されていました。温浴施設のDX化を推進する事業を展開するほか、サウナや温浴施設のプロジュース、トレーラーによる移動型サウナサービスの運営、2022年にはラグジュアリーな会員制サウナ施設のオープンを計画していたそうです」(経済専門誌記者)

当時はコロナ禍とはいえ、2019年から始まったテレビドラマ「サ道」(テレビ東京系)の影響もあり、サウナブームの真っただ中。その結果、会社は一気に急成長を遂げた。

「2022年にはプロサッカーチームとのスポンサー契約を締結したり、サウナ関連のイベントでも後援することもあったそうです」(前出の経済専門誌記者)

順風満帆に見えたスタートだったが、一転して経営が傾くこととなった。

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【つづきを読む・後編】『《経営が悪化していた》サウナを愛した“こじるり”夫が「叶えられなかった夢」とは』に続きます

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