米・ルビオ国務長官 ロシアとウクライナの和平交渉への仲介停止の可能性に言及


ルビオ国務長官
「我々はこの努力を何週間も、何か月も続けるつもりはない。数週間の間に合意が成立する可能性があるのかどうか、数日以内に判断する」

これは、ウクライナ情勢についての協議のため、フランスを訪問していたアメリカのルビオ国務長官が18日に記者団の取材に応えたものです。

ルビオ国務長官はロシアによるウクライナ侵攻について、「重要な問題だが、我々が注力しなければならない問題は他にも数多くある」として、「和平に向けて真剣に取り組んでいるなら協力するが、そうでないならアメリカは手を引く」と、和平交渉の仲介を停止する可能性を示唆しました。

フランス大統領府によると、17日に行われた会合では、アメリカとフランスのほかにドイツ、イギリス、ウクライナの代表が参加して、アメリカとヨーロッパ各国での協議の継続を確認したということで、米欧の歩み寄りが期待されていましたが、改めて距離感が浮き彫りとなった形となりました。

来週には、ロンドンで再び協議が行われる予定です。

TBSテレビ



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