東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)の首脳会議が4日、タイ・バンコク郊外で開かれる。朝鮮半島の非核化問題などを議論。
首脳会議の声明案では、朝鮮半島の非核化に向けた韓国や中国、米国の努力を歓迎、関係各国に対話を続けるよう促すとしている。
元徴用工問題を巡り日韓関係が冷え込む中、安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領が会議で同席。ただ、個別の首脳会談は予定されていない。
北朝鮮の非核化を巡る米朝交渉は膠着している。10月5日、スウェーデンで米朝実務協議が約7カ月ぶりに開かれたが、不調に終わった。北朝鮮は10月31日、約1カ月ぶりに弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射。非核化を求める米国へのけん制を強めている。