旅行の魅力に取り憑かれ、世界中を旅する人も多いでしょう。しかし、華やかな旅行の裏側には、時に添乗員を困らせる厄介な旅行客の存在が…。今回は、現役添乗員が実際に体験した、驚くべき旅行客のエピソードをご紹介します。想像を超えるハプニングの数々に、きっとあなたも驚愕することでしょう。
困った旅行客エピソード１：セクハラ三昧の社員旅行
ある宅配業者の社員旅行での出来事です。参加者は全員男性ドライバーで、若い女性添乗員と中年の女性バスガイドが同行していました。楽しいはずの旅行は、一部のドライバーによる度重なるセクハラ行為で一変することに…。
アルコールの勢いを借りたセクハラ行為
宴会の席でアルコールが入ると、一部のドライバーから添乗員へのセクハラ質問が始まりました。「年齢は？」「結婚してるの？」「彼氏はいるの？」…現代では考えられないような質問の数々に、添乗員は困惑を隠せません。
若い女性添乗員
さらに、ビールのお代わりを配る添乗員に身体を触るドライバーまで現れ、事態は悪化の一途を辿ります。添乗員を守るため、ビール配りは中年バスガイドに交代しましたが、彼女にもセクハラ行為は及んだのです。
涙の訴えとベテラン添乗員の登場
宿に到着後、添乗員とバスガイドはそれぞれの会社に泣きながら訴え、翌日の仕事交代を懇願しました。急遽、引退したベテランの添乗員とバスガイドが代役として派遣されることに。
翌朝、ベテラン勢が登場すると、前日の騒ぎが嘘のようにドライバーたちは静まり返りました。お酒の勢いに任せた行動を反省したのか、それとも年長者への遠慮なのか…真相は定かではありませんが、旅行の雰囲気は一変したのです。
旅行業界の専門家、山田花子氏（仮名）は、「アルコールの影響でハメを外してしまう旅行客は少なくない。しかし、どんな状況でも他人に迷惑をかける行為は許されるべきではない」と警鐘を鳴らしています。
まとめ：快適な旅行のために
今回のエピソードは、一部の心無い旅行客によって旅行が台無しになってしまう現実を浮き彫りにしました。楽しい旅行を実現するためには、一人ひとりのマナーと配慮が不可欠です。
