内情“暴露”の長谷川豊氏には信頼「間違いなく本当だろう」
北村晴男弁護士が6日、自身のYouTubeチャンネル『弁護士北村晴男ちゃんねる』を更新し、元タレント・中居正広氏と20代女性のトラブルに端を発したフジテレビ問題に言及した。女性が被害を訴えても、中居氏に事情聴取を行わなかった点など挙げ、「フジテレビ幹部は全く信用できない」などと断じた。
【実際の投稿】笠井氏の反論に対して長谷川氏「イヤイヤイヤ(笑)」 主張した際の投稿
北村氏は厳しい口調でフジテレビ側の姿勢に疑問を呈し、糾弾し続けた。
まず、一連の問題では週刊文春が「一部記事の訂正」をしたものの、「私はフジテレビの問題は非常に大きい」と前置きして言った。
「(フジテレビ幹部は)これは2人だけの問題、うちは関係ない。X子さん(被害を訴えている女性)に聞き取りをすると、余計な事実が出てしまう。だから、聞かなかった。これしかないですね」
そして、トラブルが報道されるまで中居氏を聴取しなかったことを挙げて言った。
「フジテレビ幹部は全く信用できない。(事情聴取しなかった理由は)中居さんは貴重なタレントで今までの番組だけでなく、新しい番組でやってほしいと思っているタレントだから機嫌を損ねたくなかった。真実を究明して、女性を守ろうとする姿勢は1ミリもなかった。これは間違いないです。事実関係からして」
さらには「原因を本人が訴えているにもかかわらず、これを黙殺して何の調査もしないような会社はもうダメです」と批判した。
また、元同局アナウンサーの長谷川豊氏がYouTubeなどで自身が経験したとするフジテレビの“上納文化”を暴露していることにも言及。「キャラクターを私もよく知っていて、長谷川さん自体は私も信頼している」と話し、内容については「こんなところでうそを言う方ではないので、間違いなく本当だろうなと思って聞いていました」。その上で、「この会社は社員個人の人格はさておき、『給料を払っているんだから、会社のためになることをすりゃいんだ。お前らは』。こういう会社であるという風に、そういう見方をせざるを得ないということになります。社風なんですかね」と私見を述べていた。
北村氏は、日本テレビ系『行列はできる相談所』(日曜午後9時)に2002年からレギュラー出演。フジテレ系では、2020年9月に終了した情報番組『直撃LIVE グッディ!』で火曜コメンテーターを務めていた。
ENCOUNT編集部