【NEWSルーペ】生まれ変わる「シモキタ」 温泉旅館や大学寮 小田急など再開発

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古着などを売る露店。「シモキタ」には多くの若者たちが訪れる=東京都世田谷区

古着などを売る露店。「シモキタ」には多くの若者たちが訪れる=東京都世田谷区
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 「シモキタ」の愛称で親しまれ、音楽や演劇など流行に敏感な若者を引き付けている下北沢(東京都世田谷区)が生まれ変わる。地域を分断していた線路が地下に移されたことで生じた上部の大規模な跡地を活用。区と小田急電鉄、京王電鉄が、温泉旅館や商業施設などを整備する方針を示した。小劇場や古着屋、飲み屋などが軒を連ね、猥雑(わいざつ)さとアングラ感も魅力のシモキタ。その新しい姿は-。(天野健作)

「世界2位」の街

 「独特な生活圏を持ち、多様性にあふれる街。地域の魅力をより引き出していきたい」。小田急の星野晃司社長は9月24日に開かれた記者会見で強調した。

 渋谷の西側、世田谷区北東部に位置する下北沢は、住所でいうと世田谷区北沢と代沢の一部にまたがるエリア。新宿や渋谷にも10分ほどで行ける立地の良さが売りで、下北沢駅には小田急線と京王井の頭線が通り、1日当たりの乗降客は小田急が約11万8000人、京王も約11万4000人と多い。

 戦後にトタン屋根の市場が形成され、今も個性的な6つの商店街がある。駅周辺の入り組んだ細い路地には古着屋が多く点在。アングラ演劇やお笑いなどを上演する小劇場、ライブハウス、飲み屋などが軒を連ね、若者の文化の発信拠点となっている。

 国際情報誌「タイムアウト」は9月17日に発表した「世界で訪れるべきクールな街」として、1位のアロイオス(ポルトガル)に次いで、下北沢を2位に選んだ。同誌は「商業的な開発が進んでおらず、ビンテージの店に囲まれ、趣のあるレストランやカフェが多くあり、創造的な人たちにとってお気に入りの場所」と紹介している。

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